RIKU(平野莉玖)、ダンスを始めたきっかけは兄に AK-69の影響や活動のモットーも明かす

RIKU(平野莉玖)、ダンスを始めたきっかけ

“アーティスト・RIKU”としての強みはギャップにあり

――これだけアパレルが成功していたら、その道1本でやっていくという考えもあったと思います。それが今、こうしてアーティスト活動を再開したのはなぜだったのでしょうか。

RIKU:そもそもアーティスト活動を再開したのと、アパレルを始めたのがほぼ同時期だったんです。アーティスト活動を再開させようと思ったのは、BANTY FOOTというレゲエアーティストさんの「交差点 feat. EXPRESS」という曲を聴いたことがきっかけで。歌詞が自分に刺さって背中を押してもらったというか、「音楽をやらないとだめだ」という気持ちになって、もう1回ゼロから音楽を始めてみようとスタートさせました。

――小中学生時代は「ラッパー」でしたよね。それが今「アーティスト」として再スタートを切ったのには理由があったのですか?

RIKU:歌うことが大好きだったので、ラップも武器として持っているアーティストになろうと思ったんですよね。そこにはクリス・ブラウンさんの影響があります。ラップも歌もかっこいいですし、「こんな風になりたい」と思ったんです。そこで、アーティストとして音楽を再開しました。

――なるほど。活動を再開してから「ラップをやっていてよかった」と思うことはありますか?

RIKU:ラップは「いかにカッコつけて歌えるか」という部分があるのですが、そういった表現力は今も生きていると感じています。セクシーな曲ならセクシーな表情をしたり、ヤンチャな曲ならノリノリな表情をしたり。それができることは僕の強みの一つでもあると思います。それに、ラップは1mmでも恥ずかしがったらダサくなってしまうんですよね。そういう“カッコつけ”を恥ずかしがらずにできるのも、ラップをやっていたからこそだと思います。

――今後メジャーデビューすることも視野に入れて活動をされているとのことですが、“アーティスト・RIKU”としての強みはどこにあると考えていますか?

RIKU:ギャップかな。今こうしてお話しているときとライブでは、別のスイッチが入るんですよ。ライブ前はめちゃめちゃリラックスしているのですが、開演5分前くらいから徐々に集中し始めて。僕のライブはいつも先に音が流れて歌いながら登場するのですが、その音が流れた瞬間バチッってスイッチが入るんです。MCはいつも何も考えずに、その時に訴えかけたいことを話すようにしていて、それも歌っている時とは違った自分が出せていると思います。普段の自分、歌っている自分、喋っている自分が全くの別人。そのギャップがあることは強みかもしれません。

――逆にもっと磨いていきたいスキルはありますか?

RIKU:英語が苦手なんですよね(笑)。歌う上で英語の歌詞は色気がでる部分だと思うので、発音も勉強していかないとな、と。それに作詞をする時も一回日本語で書いてから、英語が堪能な知り合いに教えてもらいながら英語に変換しているんです。そういった作業を1人でできるようになりたいので、英語スキルを磨いていきたいです。

――作詞をする上でも、歌やダンスで表現する上でも、インプットが必要になると思います。普段、どんなインプットをされているのでしょうか。

RIKU:それが、特別なことはしていないんです。僕は3月で25歳になるのですが、年齢に対していろんなことを経験していて。アパレルの会社をやっていたり、常日頃から刺激には事欠かないんですよ。それに昨年からYouTubeも始めて、その中の企画でもいろんなことにチャレンジできていると思います。そういったたくさんのことからインスピレーションを受けていますね。

――今後も精力的に活動していくかと思いますが、RIKUさんがアーティスト活動をする上でのモットーを教えてください。

RIKU:僕がBANTY FOOTさんの「交差点」を聴いた時と同じように、みんなの心を動かすきっかけになれるようなライブをすることです。終わった後に「楽しかった。また行きたい」と思ってもらえるように、全力でライブをすることを心掛けています。ライブに自信があるからこそ、もっとたくさんの方に来てほしいんですよね。そのためにはもっと行動して、僕のことを知ってもらえるようなプロモーションをしていかなきゃなと思っています。

――目指している具体的なアーティスト像はありますか?

RIKU:音で楽しませて、言葉で心を動かして、ダンスや表情など目で見て憧れてもらえる、歌って踊れるアーティストになりたいです。そのためにも今年はもっと精力的に活動していきたいですね。ライブの本数を去年よりも多くすることは、目下の目標。それに、映画にも出演予定で。お芝居は歌と似ているところがあるんです。自分ではない人格に入れ替えて表現をするということはアーティストも同じですし、やっていて楽しいです。アーティストとしてもう一段階上に行くために、お芝居にも積極的にチャレンジしていきたいです。

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