XG、パワフルなエネルギーで魅せた“X-POP”の最新形 待望の日本初公演をレポート
9月にリリースされた1stミニアルバム『NEW DNA』で、1stにしてすでにグローバルな注目を浴びているJURIN、CHISA、HINATA、HARVEY、JURIA、MAYA、COCONAからなる7人組HIPHOP/R&Bガールズグループ・XGが、11月26日にぴあアリーナMMにて『XG 'NEW DNA' SHOWCASE in JAPAN』を開催した。
デビュー以降、主に海外で活発な活動をしていたXGが今回日本で待望の初オフラインイベントを開催するということでチケットの応募件数は20万件を超えて完売となり、急遽同日に公演が追加された。本稿では、夜公演の模様をお届けする。
神秘的な雰囲気のなか、目線を隠したミステリアスな印象の衣装に身を包んだメンバーたちがステージに登場。1stミニアルバム『NEW DNA』のオープニングを飾る楽曲「HESONOO」から「X-GENE」を続けてパフォーマンスし、厳かとも言えるような空気で満ちた会場をパワフルなパフォーマンスで一変させた。
続いてモニターに映し出されたグループの紹介VTRでは、過去の姿が投影されるなか、将来への展望や「歌は人生です」「音楽は自分よりも自分」と音楽への愛を語るメンバーの姿があった。
VTRが明けると、全米ビルボードチャート「Hot Trending Songs Powered by Twitter」で日本人アーティストとして初の1位にチャートインした「GRL GVNG」から再びステージはスタート。続く1stミニアルバム『NEW DNA』のタイトル曲でもあり、韓国で音楽活動も行った「PUPPET SHOW」では、ファンによるコールが響いていた。エフォートレスな雰囲気の「NEW DANCE」ではステージの上を楽しそうに飛び回るメンバーの姿が見られた。
MCでは、メンバーがひとりずつ挨拶しながら、「今まで海外をメインに活動してきたので、こうして日本のALPHAZ(ファンの呼称)の皆さんの前でパフォーマンスできて嬉しい」と日本での初イベントの喜びを語ってくれた。同時に、2024年にワールドツアーが開催されることも会場で発表され、ファンと喜びを分かち合った。本ショーケースのラストはアッパーなパーティチューンの「TGIF」で締められた。