BTS V、Stray Kids、TOMORROW X TOGETHER……『THE FIRST TAKE』で再発見されるK-POPアーティストの歌唱力
HYBE所属のTOMORROW X TOGETHERは、これまで同チャンネルに2回出演している。
初回の出演では、アニメ『ワールドトリガー』(テレビ朝日系)の主題歌である「Force」を披露。ネイビーのかっちりしたナポレオンジャケットを纏って登場すると爽やかに歌い上げ、歌唱力もさながら、その王子のような完成度の高いビジュアルにも注目が集まった。
そして二度目の出演では、デビュー曲である「ある日、頭からツノが生えた(CROWN)」の日本語バージョンを披露。思春期の成長痛をツノが生えたことに例えた独特な歌詞が特徴の清涼感あふれるポップな曲を、デビュー当時からはグッと大人っぽく成長した歌唱力で表現し、ファン以外からも「誰がメインボーカルがわからないほど全員上手い」といったコメントを寄せられるほどの好評を得た。
また、Stray Kidsの先輩にあたる2PMのメンバー、Jun. Kも『THE FIRST TAKE』に2回出演している。
Jun. Kといえば歌唱力の高さに定評があるが、普段のステージ以上に歌声がダイレクトに届けられる『THE FIRST TAKE』においても見事に本領発揮している。1回目は、2015年にリリースされ2020年に再度ブレイクした2PMの「My House」の日本語バージョンを披露し、ムーディーなアコースティックアレンジと情感たっぷりの歌声で、原曲を大人の色気が漂う作品に生まれ変わらせた。
2回目の出演時に自身のソロシングル「THIS IS NOT A SONG, 1929」を披露した際は、静かなバラード曲をしっとりと歌い上げつつも、力強く伸びやかな高音で多彩なボーカルの実力を発揮した。
このように、『THE FIRST TAKE』で普段とは違った歌唱スタイルや楽曲アレンジを披露したことで新たな魅力が発掘されたK-POPアーティストがたくさん存在する。年々多くのグループがデビューし日本進出しているが、今後またどのようなグループが『THE FIRST TAKE』でボーカルの魅力を見せつけてくれるのか非常に楽しみである。
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