Snow Man 渡辺翔太&SixTONES 森本慎太郎による『DREAM BOYS』開幕 よきライバルであり親交の深い二人の絆
今作の制作記者会見でも、渡辺は「デビューの時はSixTONES VS Snow Manっていう『VS』がついているので、結構ライバル関係という印象が強いと思うんですけど、僕たち2グループはライバルっていう部分もあるんだけど、それより仲の良さが勝ってしまっているので」「バチバチにやってやるぜ!みたいなものよりは『仲良く帝国劇場楽しもうね』っていう感じの空気感ではありますね、今は」と語っていた。一方森本も、「仲良いですから。お互いバチバチみたいなのは特にないです」と、ライバル意識がありつつもやはり“仲の良さ”が勝ることを強調した(※2)。そんな二人が、ライバルとしてどうぶつかる演技を見せてくれるのか、非常に楽しみだ。
二人は、デビュー前に『DREAM BOYS』の舞台に立った経験を持つ。堂本光一からオファーを受けた際も「自分もいつかあの場所に立ってやる!」と目標意識を持つよりも、二人とも「まさか自分が」の思いを持っていた点も共通している。デビューまでの道のりが長く、周りを冷静に見てきた分、どこか俯瞰して自分を見ていた部分があるのだろう。
インタビューでは「舞台の真ん中に立つまでの道のりを考えた時に、“自分にその道はないだろうな”っていう自覚が、当時すでにあって。だからまさかそれが現実になるとは、本当に予想していなかった」と渡辺が語ると、森本は「経験を重ねる中で、ある時点でこれから自分が進む道が見えてくるようになるんですよ。たとえば自分が帝劇のゼロ番(舞台のセンター)に立つような男に成長するのか、そうじゃないのか、なんとなく自分のポジションがわかってくるというか。そこで僕は――たぶんしょっぴーも、自分はゼロ番に立つジャニーズとは違うってわかった人たちなんです」と続けていた(※3)。
「ゼロ番に立つメンバー」として、帝国劇場に戻ってきた二人。切磋琢磨してきた2グループが、ステージ上で交わるのは久しぶりのことだ。デビューしてそれぞれ、ライブ、ドラマ、バラエティ……と、数多くの経験を積み上げてきた。思いっきり、ぶちかましてくれるだろう。
※1:「月刊TVガイド」2020年3月号
※2:https://withonline.jp/people/ent-encounter/sOyca?page=5
※3:「CUT」2023年9月号https://rockinon.com/blog/cut/207176
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