HiHi Jets 井上瑞稀、7 MEN 侍 中村嶺亜、少年忍者 北川拓実&鈴木悠仁……ジャニーズJr.伝統の“ミュージカルDNA”の根源とは?
ジャニーズJr.の舞台と言えば、ジャニーズ事務所内で受け継がれ、伝統として上演され続けている演目も多くある。ファンのなかで“冬の帝劇”が合言葉にもなりつつある、毎年恒例の帝国劇場での『JOHNNYS' ISLAND』や、春にシアタークリエにて行われる『ジャニーズ銀座』などが主な例だ。シリーズ最後の公演ではSnow Manが主演、演出を務めた『滝沢歌舞伎』にも歴代のジャニーズJr.が多数出演し、大きな掛け声と共に繰り広げられる迫力満点の“腹筋太鼓”など、伝統の演目を受け継いできた。
そのなかでも長い歴史を持つのが、舞台『少年たち』だ。さまざまな理由で刑務所に入った少年たちの姿が描かれる物語で、初演は1969年。以降、上演が重ねられてきた。2015年からは戦争のテーマが加わり、平和への願いやメッセージも込められた。そして、長い歴史のなかで歌い継がれてきた楽曲「君にこの歌を」はより深く意味を帯び、2019年に開催された合同コンサート『ジャニーズJr.8・8祭り ~東京ドームから始まる~』では、ジャニーズJr.全員での歌唱曲として披露された。
ジャニーズのアイドルたちは、コンサートで元気にキラキラと輝くイメージも強いかもしれないが、さまざまな舞台やミュージカルのステージも、ジャニーズに受け継がれるDNAのひとつだ。『少年たち』をはじめ、毎年少しずつ内容を変えたり新曲を披露したりしながらも、変わらぬストーリーとメッセージを伝え続ける舞台は、ある意味でジャニーズJr.の登竜門となり、ステージ上のメンバーの表情も誇らしげに映る。
9月9日からは、これもまた長い歴史を持つ舞台『DREAM BOYS』が始まり、同ステージにはSnow Man 渡辺翔太とSixTONES 森本慎太郎、そして7 MEN 侍や少年忍者のメンバーの出演も決まっている。未来ある若きジャニーズJr.が伝統のステージで経験を積み、これからも事務所内外のさまざまな場所で堂々とステージに立つ姿を楽しみにしたい。
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