GLAY、Mrs. GREEN APPLE、DREAMS COME TRUE、ELLEGARDEN……バンドや楽曲にまつわる様々な記念日
どんなバンドにも結成やデビューにまつわる記念日がある。一方で、ライブの開催日や楽曲にちなんだものなど、初めて聞いたときに「なぜ?」と思うような記念日を設けているバンドもいる。そんな結成日やデビュー日以外の記念日があるバンドを取り上げてみたい。
まずGLAYは、7月31日を「GLAYの日」としている。
「GLAYの日」誕生のきっかけとなったのが、1999年7月31日に行われたワンマンライブ『GLAY EXPO ’99 SURVIVAL』だ。幕張メッセの駐車場に特設ステージを設けて開催され、動員数は約20万人。単独アーティストの有料ライブとしては世界最高の動員数で、ギネスにも認定されている。
この伝説のライブ以降も、故郷・北海道でのフリーライブ(2019年)やファンクラブ25周年記念ライブ(2022年)など、GLAYは7月31日に特別なライブを開催している。2023年はライブこそなかったものの、9月27日に新作EP『HC 2023 episode 2 -GHOST TRACK E.P-』をリリースすることを発表し、ファンを喜ばせた。GLAYがいかに7月31日を大事にしているかが分かるだろう。
Mrs. GREEN APPLEは5月20日を記念日とし、通称「青リンゴの日」と呼ばれている。2013年5月20日に、Mrs.GREEN APPLEが渋谷CLUB CRAWLにて初めてライブを開催したことに由来するものだ。バンドの公式SNSでも、5月20日には「青リンゴの日」を祝う投稿が見られる。
初ライブからちょうど10年後の2023年5月20日、Mrs.GREEN APPLEは新木場・若洲公園にて開催された野外フェス『TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2023』に出演し、ヘッドライナーを務めた。バンドが大きく成長したことを実感し、感慨深くなったファンも多かったのではないだろうか。
さらに、同日22時にはYouTubeでスタジオライブ映像を公開した。『Studio Session Live』と題して期間限定公開された映像は、バンド結成10周年プロジェクトの一環で行われたもの。「Soranji」「ダンスホール」のほか、事前のリクエスト企画によって選ばれた「フロリジナル」を含む全5曲を届け、ファンとともに10周年の「青リンゴの日」を祝った。