GLAY、Mrs. GREEN APPLE、DREAMS COME TRUE、ELLEGARDEN……バンドや楽曲にまつわる様々な記念日

 2016年7月5日には、DREAMS COME TRUEが7月7日を「ドリカムの日」として一般社団法人日本記念日協会より認定されたことを発表している。

 DREAMS COME TRUEと7月7日と聞いて思い浮かべるのは、楽曲「7月7日、晴れ」だろう。また、7月7日は七夕でもある。当時の中村正人のコメントによれば、「一年に一度“夢がかなう日“=ドリカムの日”にしたい。」との想いから記念日を申請したという。バンド名や楽曲名など、7月7日に縁の深いドリカムにぴったりの記念日だ。

DREAMS COME TRUE「7月7日、晴れ」

 他にも、2015年にはベストアルバム『DREAMS COME TRUE THE BEST!私のドリカム』、2016年にスーパー裏ベスト『DREAMS COME TRUE THE ウラBEST!私だけのドリカム』をリリースするなど、7月7日に積極的な動きが見られる。2023年はYouTubeライブ配信やグッズ販売で「ドリカムの日」を盛り上げた。来年以降もどんな風にファンを楽しませてくれるのか期待したい。

 楽曲関連で言えば、9月9日は「ELLEGARDENの日」としてファンの間で親しまれている。これはELLEGARDENの楽曲「No.13」の冒頭の歌詞〈September 9th It’s a sunny day〉に由来するものだ。9月9日になると、SNSではファンによる「今日はELLEGARDENの日」「ELLEGARDENのNo.13の日」といった投稿が多く見られ、盛り上がりを見せている。

 他にもONE OK ROCK(10月9日)、04 Limited Sazabys(4月4日)、go!go!vanillas(5月5日)など、バンド名の語呂合わせで記念日を設けているバンドも多い。結成日やデビュー日以外の記念日を設けるメリットは何か。それは、ファンとの繋がりを深められる日が増えることだと思う。大切な記念日をバンドとファンが一緒にお祝いすることは、それだけで1つのイベントとして成り立つ。記念日が複数あれば、そのぶん喜びを分かち合える日が増えるのだ。また、ファン以外にはあまり知られていないような記念日があれば、知っているだけで自分はれっきとしたファンなのだと誇らしく思えるし、よりバンドのことが好きになる気がする。バンドとファン同士が一緒に盛り上がれる、ワクワクするような1日を大切にしたい。

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