SKE48 熊崎晴香・菅原茉椰・林美澪・原優寧インタビュー 『好きになっちゃった』で新戦力を迎えたグループの現在地

SKE48熊崎・菅原・林・原インタビュー

 2023年7月5日にリリースされたSKE48の31stシングル『好きになっちゃった』は、これまでのグループのカラーとは一線を画す楽曲になった。「元気」「パワフル」といった印象の強いSKE48が、バレエのような可憐な舞いを見せながら「止められない“好き”な気持ち」を鮮やかに歌いあげているのだ。センターは、7期生の末永桜花。ツインテールがトレードマークで女の子らしい印象だが、ただ「可愛い」だけではなく、繊細な恋心が描かれる同曲を全身で表現する力にも長けたメンバーだ。また、11期研究生の原優寧が選抜に抜擢されたことも話題に。新戦力も加え、新たな表現を身につけたSKE48が、この夏を爽やかに彩る。

SKE48 「好きになっちゃった」Music Video / 2023.7.5 on sale

 今回は、そんな同曲の選抜メンバーである熊崎晴香、菅原茉椰、林美澪、そして原優寧の4人にインタビュー。楽曲のことからチームEの新公演についてまで、にぎやかに語ってもらった。(松本まゆげ)【インタビュー最後にプレゼント情報あり】

原ちゃんは明るくてすごく頑張りやさん(熊崎)

SKE48 原優寧・林美澪・熊崎晴香・菅原茉椰

ーー今作で、原さんが初の選抜メンバーに選ばれました。まずは率直なお気持ちを聞かせてください。

原優寧(以下、原):最初に選抜メンバーだと知ったのはメールだったんですけど、電車に乗っているときに見て、びっくりしたと同時に嬉しい気持ちになったのを覚えています。まだ情報解禁前で誰にもこのことを話せない時期だったので、自分のなかで「えっ、ドッキリなのかな? 夢なのかな?」みたいな(笑)。

ーーそりゃあ戸惑いますよね(笑)。実感はいつ頃から湧いてきましたか?

原:YouTubeの選抜メンバー発表動画が公開されてからですね。ファンの方に「おめでとう」とたくさん声をかけていただいたおかげで、「あ、現実なんだ」となりました(笑)。あと、友達にも早く伝えたくて、「動画(前出の選抜メンバー発表動画)が公開されたら見てね」と、ただそれだけ言って、観てもらいました。そうしたらすごく驚いてくれて、「おめでとう!」って。嬉しかったです。

熊崎晴香(以下、熊崎):なにそれ、可愛い(笑)!

菅原茉椰(以下、菅原):可愛いねぇ〜!

ーー微笑ましいエピソードです。では、先輩の3人から見た原さんの印象は?

熊崎:原ちゃんは、透明感がすごくあるメンバーですね! それもあってか、最初はおとなしい子なんだろうなと思っていたんですけど、今回のMV撮影の時に一緒にご飯を食べたり喋ったりしていたら、いっぱい話しかけてくれて。「実はすごく明るい子なんだ」と印象が少し変わりました。特に笑顔が素敵ですね。あと、今回の曲のダンスは軽く踊っているように見えて難しいんですけど、頑張ってついてきていて。頑張り屋さんだなと感じました。

菅原:私は、まだ原ちゃんのいろんな面を見ているわけじゃないけど、すごく芯のある子だなと思っています。前回のシングルに入っている「New Ager」という曲でセンターをやっている姿を見たときも、そのプレッシャーに負けずに頑張っていて。ダンス経験がないままSKE48に入ったのに、ものすごく練習を頑張ってちゃんとついてこれる子なんだなって。

ーーそれこそ、芯があるからこそできることですね。

菅原:しかも、そこで不安な顔を一切見せないんですよね。カッコいいなと思いました。

林美澪(以下、林):私にとっては初めての後輩なんです。ただ……一応私が先輩なんですけど、優寧ちゃんのほうが年上なんですよ(※林は14歳、原は21歳)。

ーー初めての後輩だからこそ、接し方が難しいですね。

林:そうなんです! だから最初はどうしようと思っていたんですけど、10期と11期は、公演やサマーステーション(『コカ・コーラ SUMMER STATION 音楽LIVE』)などで一緒にいる機会が多くて、接点が結構あるんです。だから自然と仲良くなっていって今では楽しくお話できるようになりました。そのくらいの関係だから、選抜で一緒に活動できるのがすごく嬉しいですね。ニコッと歯を出して笑う優寧ちゃんがすごく可愛いくて大好きなので、選抜で活動するときも見られるなって。

ーー普段はどんな話をするんですか?

林:なんだろうね?

原:私達、いつも何を話しているんでしょう?

林:めっちゃ話しているはずだけど、意外と覚えてないね(笑)。そのくらい、何気ない会話をすることが多いかもです。

原:そうですね。強いて言うなら学校の話とか。私は大学で、中学なので全然違うんですけど(笑)。

熊崎:あと、美澪のほうがお姉ちゃんに見える時があるんだよね。

原:そう、いつも間違えられます。「最年少はこちらのメンバーさんですよね」って私のほうを見て言われたり(笑)。

熊崎:原ちゃんはおっとりしていて、美澪はどちらかというとしっかり者の印象があるから、余計にそう見えちゃうんだろうね。けど、それも含めてこの2人が可愛いんですよ。年下だけど、それでもちょっとお姉ちゃん感が出ている美澪も可愛いし、妹感が出ている原ちゃんも愛おしいです。

菅原:癒やされる〜、すごく癒やされる〜。

ーーまた、熊崎さんのお話によると先輩とも積極的に話しているようですが、原さんが「いろんなメンバーと話そう」と意識しているところでもあるんでしょうか?

原:私はもともとそんなタイプではなかったんですけど、SKE48に入っていろんな人と関わる機会が増えたことで自然とそういう意識になった気がします。SKE48はメンバーみんな優しいし、ビクビクしなくても良いんですよ。だから話しちゃえ! みたいな(笑)。みんなと仲良くなりたくて、たくさん話しています。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる