SixTONES 松村北斗出演『女王の法医学~屍活師~』は第3弾へ ここ1年の活躍を経て演じる“ワンコ”への期待

 研究室のメンバーが配属されたばかりの犬飼に事情を説明したり、犬飼が「なんで?」「どうして?」と疑問を投げかけたりすることで、視聴者を置き去りにせず、すんなりと物語の世界へと入り込める。犬飼の存在は視聴者にとってナビゲーターの役割も果たしている。

 黒髪の印象が強い松村だが、本作への出演時には“ワンコ”のトレードマークともいえるふんわりとした茶髪にチェンジするのが恒例。第3弾ともなると、松村のヘアスタイルから本作への出演を予想したファンも少なくないはず。作中ではもちろん松村の演技の魅力も発揮されており、解剖シーンではマスクで顔を覆うのだが、それでも犬飼の心の動きが伝わる表情や佇まいに惹きつけられる。第1弾、第2弾放送時からその存在感のある演技には好評が寄せられていた松村。前回放送時から映画『ホリック xxxHOLiC』では第46回日本アカデミー賞新人俳優賞を、同作および声優として出演した『すずめの戸締まり』での評判を受け、同話題賞 俳優部門を受賞するなど、ファンだけでなく、多くの人に役者としての実力を示してきた。1年ほど間を空けて同じ役を演じるからこそ、松村のここ1年の成長がかなりはっきりと見えそうだ。

 天才的な桐山の仕事ぶりに唸り、犬飼の成長を見守る楽しみもありと、様々な面白さが詰まった作品。この先も定期的な放送を! と願う視聴者も多いのではないだろうか。

月曜プレミア8ドラマ「女王の法医学~屍活師~3」7月3日(月)夜8時放送 | テレビ東京

 さて、第2弾の冒頭で、「もうご遺体を見て気持ち悪くなっていた僕はいません!」と、自信をつけた様子で語っていたように、犬飼の成長っぷりも見ごたえがあった。そして第3弾の予告映像では、犬飼が声を荒げる場面が。今作ではさらにパワーアップした“ワンコ”の奮闘が見られそうだ。

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