HiHi Jets 猪狩蒼弥が持つ言葉の力 やんちゃなイメージの裏にある真面目さと情熱でバラエティ出演続く

 4月26日放送の『内村と相棒』(フジテレビ系)にHiHi Jetsの猪狩蒼弥と作間龍斗が出演し、2人が作詞作曲を手がけた「Respect to Johnny’s」を披露した。

 番組冒頭では、絢爛豪華な衣装で登場した2人。司会の内村光良が「俺は着れない」「俺が着たらコントが始まる」とコメントしたように、これぞジャニーズのアイドルという出で立ちでスタジオに華を添えた。視聴者に彼らを印象づけるコメントを受けて、猪狩は「自分たちの本業のスタイルで来させていただきました」とアピールしていた。この番組に限ったことではないが、猪狩が発する言葉は、視聴者やリスナーにインパクトを残すパワーがある。今回はそんな猪狩の言葉に着目してみたい。

 HiHi Jetsはローラースケートを使ったパフォーマンスが特徴的な5人組グループ。歌唱に芝居、司会など5人それぞれが得意分野を持っており、中でも猪狩はグループの楽曲を強く印象づけるラップパートを多く担当。豊富な語彙力と独特のワードセンスで紡いだリリックを、高い歌唱テクニックで披露する。中にはスピードが速すぎて一度聞いただけではメッセージの全てを聞き取れないこともあるほど。まるで音の海をローラースケートで疾走するような、スピード感。ラップに何度も耳を傾けるうちにHiHi Jetsの“沼”へと堕ちてしまうような、ある種の中毒性が伴う。

 番組でも紹介されたように、バラエティへの単独出演も増加しており、3月15日に出演した『東大王SP』(TBS系)では東大生らと並んで問題に回答するなど、頭の回転の速さが伝わってくるほか、『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)は担任を務めるアンガールズ・田中卓志に向けて、韻を踏みながらリズミカルに喰らいついてみたり。以前、ゲスト出演した『世界まる見え!テレビ特捜部』では2年に1回はケガをしていること、『踊る!さんま御殿!!』(ともに日本テレビ系)では母校付近にいた“後輩らしき人たち”にご飯を奢ったことなど、出演するたびに彼の言葉で爪痕を残している。

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