MAZZELメンバー紹介第2回:RAN、SEITO 時にグループの空気を締め、時に和らげる存在に

 SKY-HIが代表を務め、BE:FIRST、Novel Coreらが所属しているBMSG。5月17日、BMSGから新たに8人組ボーイズグループ・MAZZELがデビューする。

 MAZZELとは幸福を意味する「Mazel」に迷路の「Maze」、情熱=「Zeal」を組み合わせて作られたワード。迷路から抜け出すために出口に向けて情熱を燃やし、幸福をつかみとって人々に渡していくグループになるという意志が込められている。

 5月8日にはデビュー曲「Vivid」が配信、5月17日にはCDとしてリリースされ、デビューショーケースの開催も決定するなど、本格始動に期待が高まっている。

 そんなMAZZELから、今回、RANとSEITOをピックアップする。

RAN

 BE:FIRST結成のきっかけとなった『THE FIRST』で最終審査まで駒を進めていたRAN。番組終了後はトレーニーとしてBMSGと契約していた。2021年には『超青春合唱コメディ「SING!」』で主演としてステージに立っている。

 悔しさを噛み締めていた期間もきっとあったであろうRAN。SKY-HIは「RANとREIKOがいるグループが観たい。プロデューサーではなくファン目線として」と語っていたように、『MISSION×2』はRANが新グループの構想にある中でのオーディションとなった。それでも、最終的にはどのような結果にたどり着くのは分からないという状況は、ほかのメンバーとは異なる緊張感があっただろう。

 最終審査でのパフォーマンス前には「もう今回逃すわけにはいかない」と語っていたが、常にその気持ちを抱えて取り組んでいたはず、と思わずにはいられない。

 RANが持つ高いダンススキルはグループを引っ張っていく力になり、精神的支柱としても大きな役割を担うだろう。

 『MISSION×2』の序盤では、他の参加者に対して自分のダンススキルにぶつかってきてほしい、という強気な態度を見せることもあった。『THE FIRST』からずっと共に戦ってきたREIKOの離脱もRANを強くしたのかもしれない。

 メンバー決定時には、「やっとデビューするときが来ました」とSKY-HIが言っていたが、ファンにとっても、待望のデビューとなるのではないだろうか。そして、きっとこれから成長していくRANが見られると思うとワクワクする。

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