MAZZEL「MISSION」とBE:FIRST「Shining One」を聴き比べ プレデビュー曲から見えてくるグループの武器
BE:FIRSTが所属するBMSGから、新たなダンス&ボーカルグループ・MAZZELが誕生した。MAZZELは、RAN、KAIRYU、SEITO、NAOYA、RYUKI、TAKUTO、HAYATO、EIKIからなる8人組。3月31日にはプレデビューシングル「MISSION」がリリースされ、YouTubeにアップされているMVは200万回再生に迫る勢いだ(4月7日現在)。
BE:FIRSTにとって後輩グループとなる彼らは、BE:FIRSTと同じくBMSGの代表取締役CEOであり、アーティストであるSKY-HIが制作した楽曲でのプレデビューとなる。「“BE:FIRST2”を作ることは避けたかった。音楽性でも差別化していく」というSKY-HIの言葉通り、BE:FIRSTのプレデビュー曲「Shining One」と聴き比べてみると、全く異なる魅力が感じられるとともに、それぞれの良さが見えてくるのではないだろうか。
「Shining One」は、BE:FIRSTが誕生したオーディション番組『THE FIRST』(日本テレビ系/Hulu)の最終審査の課題曲。未来に向かって走り出すメンバーの輝きが詰まっている上に、キラキラしたポップさがありつつも、オーディション内で大切にされてきた「クオリティファースト」、「クリエイティブファースト」、「アーティシズムファースト」という3つの要素も感じられる。ダンスも、歌も、ラップも、表情もすでに完成されており、彼らがどれだけハイクオリティな実力を持っているかが示されることとなったのではないだろうか。それだけでなく、オーディション期間中ともに切磋琢磨してきたゆえに築かれた絆によって生み出されている一体感も強く表現されている。