Snow Man 深澤辰哉と宮舘涼太、異なるスタイルで笑いを生み出す2人 『バナナサンド』出演で視聴者に残したインパクト

 Snow Manは現在、4月30日まで映画館生中継が行われている主演舞台『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』の上演と並行しながら、3rdアルバム『i DO ME』やゴールデン帯に進出するグループの冠レギュラー番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)の告知で各メンバーがさまざまな番組に出演中。その中で、深澤辰哉と宮舘涼太が4月25日放送の『バナナサンド』(TBS系)に出演した。

 深澤と宮舘といえば、深澤は『ノンストップ!』(フジテレビ系)、宮舘は佐久間大介とともに『ラヴィット!』(TBS系)に隔週レギュラー出演しており、個人としてもお茶の間に浸透しつつあるという共通点がある。また、向井康二を含めた3人でのグループ内ユニット曲「P.M.G.」では、それぞれの決め台詞的なフレーズを折り込んだユーモア満載の楽曲でライブを盛り上げていたことも記憶に新しい。

 深澤はグループではツッコミに回ることが多くありながらも、いわゆる“スベり芸”的な側面で笑いを誘ったり素の状態でもイジられの対象になりがち、宮舘は“舘様”キャラを発揮しながら自らボケを仕掛けていくという異なるスタイルで笑いを生み出している。これまでグループ内では深澤・向井・佐久間大介の3人が“ドラマ班”という名のバラエティ担当と言われることがほとんどであったが、近年宮舘のバラエティ力が頭角を現し、独特のキャラクターの認知も拡大中だ。そんなSnow Manの“バラエティ&朝の顔”担当の2人が、グループとしても馴染みのある『バナナサンド』に出演。MCのバナナマン、サンドウィッチマンとのゲーム&トークに挑んだ。

 2人が出演したのはメニューが書かれたカードでババ抜きをし、揃ったカードのグルメが食べられるという「ごちそうババ抜き」のコーナー。バナナマンに挟まれて座る深澤と、サンドウィッチマンに挟まれた宮舘。番組中に宮舘は「夢叶いましたね」と満面の笑みで言い放っていたが、終始いきいきとした2人の笑顔が印象深い。Snow Manの中では年上組に位置する2人が、エンタメ界の大先輩の前で見せる表情からは少年のような無邪気さや後輩感のようなものが滲んでいた。いずれも普段はあまり見られない表情だったのではないだろうか。これまでも関わりの深い先輩メンバーから彼らが可愛がられてきたエピソードを耳にする機会があったが、その理由がわかったような気がした。

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