Snow Man、「あいことば」MVに溢れるファンやグループへの愛 ドームツアーに向けたメッセージも
Snow Manの3rdアルバム『i DO ME』リード曲「あいことば」のMVが、YouTubeにて4月12日に公開された。同曲のタイトル「あいことば」とは、「同じ日常を共有している者同士でしか分かり合えないことば」とのこと。「聴いた人が想いを届けたい人への『あいことば』になるように」という思いが込められている曲だそうだ。そんな同曲のMVには、心がほっこりするような愛が溢れていた。
まずは、目につくのはSnow Manメンバーの飾らない笑顔と姿だろう。買い物風景や家での何気ないワンシーン、ボウリングやカラオケを楽しむ様子など、日常とリンクした世界観で楽しそうな様子を見せるパートで構成されている。そこから漂ってくる雰囲気は平和そのもの。ショッピングを楽しむ向井康二と阿部亮平、ピザを食べたりトランプをしたりしながらリラックスしている目黒蓮と渡辺翔太、全力でボウリングをするラウールと佐久間大介、カラオケで大盛り上がりしている岩本照、深澤辰哉、宮舘涼太。いずれも飾らない笑顔を見せており、彼らの素が垣間見えているようだ。普段からこうした関係性であることは想像に難くなく、仲が良いことが伝わってくる。そしてメンバーたちの“Snow Man愛”が見て取れるのではないだろうか。
さらに、ファンに向けて歌っているような歌詞にも注目したい。例えば、2コーラス目の〈当たり前みたくあなたがくれる 何でもない日に思えた特別 どんな辛い時も忘れぬ様に〉。今や飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を博しているSnow Manだが、デビュー時期はちょうどコロナ禍。思うように活動できなかったり、チャンスを掴みきれなかったり、歯痒い思いをしてきたこともあったはずだ。そんな彼らの今があるのは、ファンの存在があってこそ。それを改めてメッセージにしたようにも思える内容だろう。「“伝えなくたって”ファンは分かってくれている」で終わらせるのではなく、「“伝えられるのって素敵なこと”。だからこそきちんと言葉にする」と言わんばかりの歌詞にも愛が溢れている。