リアルサウンド連載「From Editors」第1回:雑誌『BRUTUS』で知る、意外と深い“動物園沼”

 「From Editors」はリアルサウンド音楽の編集部員が、“最近心を動かされたもの”を取り上げる企画。音楽に限らず、幅広いカルチャーをピックアップしていく。

雑誌『BRUTUS』で知る、意外と深い“動物園沼”

 本企画の発起人、もとい言い出しっぺということで編集部員・村上がトップバッターを務めることになりました。将来の夢はペンギンと暮らすことです。

 今回紹介したいのは雑誌『BRUTUS』の動物園特集「通いたくなる動物園。」。“推し”という言葉が一般的になって久しく、近年はいわゆるアイドル誌のみならず、様々な雑誌の表紙をアイドルや俳優が飾っています。この『BRUTUS』もそうした例に漏れずなのだなと感じた表紙でした(和歌山の動物園、アドベンチャーワールドのジャイアントパンダ・結浜)。動物園シーン・パンダ界隈(?)もなかなか沼が深く、K-POPでいう“マスター”のような、SNSで名を馳せる名カメラマンがいたり、“推しパンダ”を一目でも見ようとチケット争奪戦があったり、早朝から行列ができたり……パンダに限らずですが、どこの界隈にも熱いファンはいるものです。

 この特集では全国、そして世界の動物園や、動物にまつわる本、著名人の推し動物園の紹介、飼育員さんの一日に密着した記事などが盛り込まれ、動物園に日頃親しみのない方でも楽しめるものになっています。少しずつコロナ禍も落ち着いてきた今、ライブで遠征する際に各地の動物園に足を運んでみるのも面白いのでは? そして、各動物園のSNSをフォローするのもおすすめです(生まれたてほやほやの貴重な動物たちが見られることも……)。

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