世が世なら!!!、最高に愛くるしい6人組の素顔 2ndシングル『ウオー!サオー!』で証明するグループのコンセプト
「ウオー!サオー!」と「乙男」、ギャップある2曲で勝負!
――では、そんな気合いの入った最新シングルについて聞かせてください。すでにリリースイベントなどで披露しているリード曲「ウオー!サオー!」は、陵輔くんの歌い出しがもう、戦闘態勢といった感じですね。
添田以外のメンバー:〈武者震いのビートに 踊れ革命前夜です〉♪(クセ強めな歌い方で口々に歌い始める)
添田:この曲はイントロのギターからすごくカッコいいんですけど、レコーディングの時に歌い出しをクセ強めに歌ったら、みんなにいじられるようになっちゃったんです(笑)。でも、ライブでは「今から、何が起こるかわからないよ!?」みたいなニュアンスで、煽るように歌ったり、踊ったりしています。
――清太郎くん、お客さんの前で「ウオー!サオー!」を披露した手応えはいかがですか?
中山:今回のリリイベでは、来場された70%以上のお客さんが一緒に踊ってくださったら、それが成功した公演数によって、企画を実施するキャンペーンを行っているんですけど、なんと初日から70%以上の方が踊ってくれたんですよ。ある程度、みんなが踊り慣れてきた後半のスケジュールならともかく、1公演目は絶対無理だろって思ってたんですけどね。覚えてくれてたらいいほうかなぁ……って、半ば諦めモードでステージに出てみたら、みんな、できるじゃん! って(一同笑)。
笠松:言い方~(笑)。
中山:その光景が見られてめっちゃ嬉しかったですし、僕たちが全力でやれば、ファンのみんなも全力で応えてくれるんだなって、自信をもらえました。
内藤:今までの世が世の楽曲は、僕らのパフォーマンスを一方的に見せるような振付が多かったので、“お客さんと一緒に同じ振りを踊る”という経験がなかったんですよね。だから、実際にステージに出るまではどうなるか想像がつかなかったんですけど、一緒に踊ってもらえたことで、今までとは違う新しい絆が生まれたなって思いました。
――カップリング曲「乙男」は青春ラブソングですが、こちらの第一印象は?
笠松:この曲は、どちらかというとスパフルがやるような可愛い曲だったので、最初にデモを聴いた時は、本当に世が世がやるのかな? って思いましたね。でも、歌詞を読んでみると〈スキ〉や〈マジ〉を連呼していて、ファンの方にストレートに気持ちを伝える内容だったので、そういうところはすごく世が世らしいなと思いました。
――メンバー内で一番“乙男”なのは誰だと思いますか?
一同:乙男~!?
中山:そもそも、乙男ってどういうこと?
内藤:乙女心を持った男の子だよ。
中山:じゃあ、俺じゃないな(笑)。
橋爪:一番妄想が激しいのは、五胤じゃない?
添田:すぐに二次元の話を持ち込んでくるもんね。
内藤:二次元というか、夢のある出会い方を妄想するのが好きなんですよ。例えば、お仕事で「初めまして~」って挨拶した相手がじつは幼馴染みで、仕事の後に2人きりで「もう10年ぶりだね。元気にしてた?」って話すんです。それで……。(妄想トークを繰り広げる)
大谷:絶対にありえないから、落ち着いて!?(一同笑)
内藤:でも、実際に好きな人に告るとしたら、「月が綺麗ですね」みたいなロマンチックな言い回しじゃなくて、「好きだ!」ってストレートに言うタイプだと思いますね。6人全員。
大谷:だって、他にやり方がわからないもんね。駆け引きするのが面倒くさいから、ド直球に言うしかない。
――熱血担当の篤行くんらしい、熱い告白スタイルですね。可愛らしい雰囲気の優真くんも、実際は〈僕のことは友達以上に見えてるかな?〉って探りを入れたりはしない?
橋爪:はい、キメる時はキメます。だから、「乙男」のストレートな歌詞には共感するけど、世が世に乙女心を持ったメンバーはいない、が正解ですね。
――なるほど。……ちなみに、マネージャーの堀切さんからは「遠征中にホテルに泊まる時、彼らは新人ということもあり、普段はあえて相部屋にしているのですが、一度良かれと思ってシングル部屋にしたら、“僕、怖いので1人部屋無理です。マジで誰かと一緒がいいです”と6人中4人が言ってきました。めっちゃ乙男じゃないですか?」とタレコミをいただいていまして。
一同:あははははは!
橋爪:普段は強気なことを言ってる僕らにも、じつはそういう一面があるっていうことで(笑)。新たなギャップを、この曲から感じてもらえたらと思います。
――そこにダンスが加わると、さらにいろんな表情を楽しめるんでしょうね。
中山:そうですね。「乙男」はパフォーマンスも、可愛さとカッコよさ、世が世らしいクセの強い動きが融合した内容になっていて。「無理無理無理」と同じ竹中夏海先生が振付をしてくださったので、「無理無理無理」とリンクした振りが入っているのも見どころです。2曲を比べてみるのも良し、TikTokで踊ってみるのも良しと、いろんな角度から楽しんでもらえる1曲だと思います。
大谷:全身の動きを真似するのは、さすがに大変だと思うんですけど(笑)。上半身が大きく動く振付なので、真似して踊りたくなるんじゃないかなって思いますし、ライブに備えて練習しておいてほしいですね。
――リリース後も、ライブがたくさん控えていますもんね。2023年は、世が世なら!!!にとってどんな1年になりそうですか?
笠松:2023年に入ってから、2ndシングル『ウオー!サオー!』を通して、ファンのみなさんと一緒に踊るという夢が叶ったので。リリイベが終わった後も、一体感を大事にしながら、元気になれるライブをたくさんお届けできたらいいなって思いますね。
添田:そこで生まれた楽しい雰囲気が周りに広がって、もっとたくさんの人に、世が世なら!!!を知ってもらえたらいいよね。
橋爪:うんうん。そして、最終的には、“弱者からの逆襲、世の中をひっくり返す!”を証明するような1年にできたらと思います。
――では最後に、正斗くん、カッコいいキメ台詞で読者の心を掴んでもらっていいですか?
一同:あははははは!
内藤:正斗、言っちゃえ(笑)!
笠松:まずは今年1年、僕たち6人を見て、僕たち6人を信じてついてこいっ♡(キメポーズ)
一同:応援よろしくお願いします!