ZILLION、メジャーデビューも発表した初ワンマン 8人の未来への希望が詰まったステージに
ここでオーディションから現在までを振り返るヒストリームービーが流れる。その最後に「4.19 メジャーデビュー」の文字が映されると、会場からは大きな歓声が上がった。赤いスタジャン風衣装でステージに登場すると、「メジャーデビュー決定しました! ありがとうございます!」と声を弾ませるメンバーたち。「ここからがスタートだと思っています。これからも皆さんとZILLION、一緒に歩んでいきましょう」(RION)と笑顔で伝えると、デビュー曲「EMO」を初披露。カッティングギターとファンクベースが印象的な明るくグルーヴィーな楽曲で、ZILLIONらしさが満載だ。
全力でパフォーマンスをし終わると、改めて一人ずつ挨拶。「これからも僕たちらしくフレッシュかつエネルギッシュに頑張っていきますので、今後の活動もぜひチェックしてください。初めましての方もいらっしゃると思うんですけど、これからもZILLION色に皆さんを染めてどんどん先に進んでいきます」(KEIJI)、『ZILLION SHOWCASE LIVE 「BILLION」』ができて、すごく楽しかったです! 来てくれてありがとうございます。みんなで力を合わせて頑張るのでこれからも応援よろしくお願いします」(KAORA)、「デビュー曲に〈感情さらけ出して さぁ声をあげて〉って歌詞があって。私は感情表現がすごく苦手で、怒ったり泣いたり上手くできなかったのですごく刺さりました。自分の中で何かが吹っ切れた気がして、音楽ってすごいんだなって実感しています。私がそう感じたように元気出るな、頑張ってみようかなって思ってもらえるような音楽を届けていきたいです」(MOKA)」、「改めて私たちZILLIONは、もっとたくさんの人に愛されるグループになることを誓います。みなさんの心のどこかに常にいられるような、支えられるような存在になれるように引き続き努力します!」(TYRA)、「いつも愛情を注いでくれてありがとうございます。皆さんのおかげで頑張れているので、これからも力を私たちに貸してください。その分私たちもたくさんの愛をあげるので受け取ってくださいね」(LUNA)、「この1年間で、正直もっと僕たちの名前を知ってもらえると思ってたんですよ。でも現実は甘くなくて。ZILLIONの曲ってすごくいいじゃないですか。だから毎回大ヒットすると思ってたんです。ZILLIONで大ヒットしないと地元の福岡に帰らないという覚悟で東京に来てたので、どうか僕が帰省できるように一緒にZILLIONの曲を愛してくださると嬉しいです」(CASHIN)、「小学1年生の時に嵐さんのコンサートに行って、衝撃を受けて。人ってこんなに輝けるんだって思ったのと、パフォーマンスの中から『努力したんだろうな』って伝わってきて鳥肌が立ったんですよ。それで僕はこの道を進もうと決めました。あの時受けた衝撃を誰かに(伝えられるように)、憧れてもらえる存在になれるように、今後死ぬ気でがんばります」(WATARU)、「練習期間も今日のライブ中も、昔のことを思い出して。仕事終わりに公園で泣きながら話し合ったこともあるし、練習にならないくらい言い合いしたこともあって、もう無理かもって思ってしまった時もありました。でも今日この景色を見て絶対に売れてみせるって思いました。ここに来たことを自慢できるような大きなグループになれるように頑張ります」(RION)と、噛みしめるように語った。
「私たちの始まりの曲です」と、最後に披露したのはプレデビュー曲「Timeless」。キラキラした笑顔を見せつつも、少し目を潤ませながら全力でパフォーマンスをやりきると、「本日はありがとうございました」と全員でお辞儀。ZILLIONの結成、プレデビューから約1年。彼らの重ねてきた努力と成長、そして未来への希望溢れるライブが幕を下ろした。
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