稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾、仲間との温かな交流が健やかさの秘訣? 「カラダ作り部」も始動した2月の『ななにー』

2023年2月『ななにー』振り返り

 稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾によるレギュラー番組『新しい別の窓』#59(ABEMA※以下、『ななにー』)が、2月5日にオンエアされた。全国5都市を巡るファンミーティング『NAKAMA to MEETING Vol.2』に並行して、草彅が主人公・鷲津亨を演じる連続ドラマ『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)のスタート、そして香取のソロライブ『Black Rabbit』の開催など、忙しい日々を過ごしてきた3人。

 香取のライブに足を運んだ稲垣は感想を電話で伝えていたことから、それぞれ直接会うのは久しぶり。もちろん撮影に勤しむ草彅も2人とはなかなか会えておらず、オープニングでは少々他人行儀なやりとりが繰り広げられた。

 香取が久々に見る稲垣の顔に「今日、吾郎ちゃん髭だね」とリアクションすると、稲垣は「あ、今日もよろしくお願いします」と、あえてかしこまって挨拶。また、今度は稲垣が「ドラマ見てますよ。実際会うと鷲津のオーラないね(笑)」と草彅に声をかけると、「やっぱりね、スイッチを切り替えて。(今日は)『ななにー』でやってますから」と返し、その横で香取が「鷲津~!」と叫んでみせる。

 なかなか顔を合わせなかったとしても、むしろそれをネタに笑いが生まれる。そんな安定した3人の空気感があるからこそ、『ななにー』では多くのゲストがのびのびとトークを繰り広げられるのだろう。今月もたくさんのゲストが遊びに来た。それも、本業よりも副業のほうが好調だというお笑い芸人から、舞台『アンナ・カレーニナ』に出演する舞台俳優たち、『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』を演じる歌舞伎役者たち……と、実にバリエーション豊かな顔ぶれだ。

 副業をしているからこそ語れる各業界のあるあるネタや、いつか行ってみたいとうっとりしてしまうような世界の劇場事情、そして敷居の高さを取り払ってくれそうな歌舞伎の基本情報のおさらいなど、様々な角度から世の中を楽しく知ることができるのも『ななにー』の大きな魅力。そのなかでも、今月は「ななにーカラダ作り部」と名付けられた新企画が大いに盛り上がった。

 稲垣・草彅・香取の3人と『ななにー』ファミリーのキャイ~ンやEXIT、みちょぱ(池田美優)が、スタジオにヨガマットを敷いてブリッジや腹筋サーキットにチャレンジ。だが、すぐに「アイタタタ」「うー!」と阿鼻叫喚状態になってしまう。

 なかでも香取はライブではあんなに軽やかなステップを披露していながら、「足がつった!」と転がったり、「撮らないで!」とカメラに映ることを拒否したりと大騒ぎ。一方で、稲垣は静かに集中して取り組んでいく。その姿にCMでは「水の伝道師」、ラジオでは「女性誌の編集長」や「レコード店の店長」など職人的な肩書きをつけられるのも納得だ。そんな2人に対して、余裕の表情を浮かべるのは「健康つよぽん」の異名を持つ草彅。毎月、マネキンチャレンジでもプランクを続けていたことから、腹筋サーキットもお手の物だ。あまりにもみんながへばっているのを見て「カラダ動かさなさすぎ」と嘆き、来月も続けようと提案する。

 たしかに毎月『ななにー』内でカラダを動かすコーナーがあれば、半ば強制的にみんなの運動不足が改善されるかもしれない。それは『ななにー』ファミリーのみならず、我々視聴者も。この楽しい時間が長く続くためにも、みんなで健康に過ごしていきたいものだ。

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