乃木坂46 中村麗乃、KinKi Kids 堂本光一からも期待される演技力 『Endless SHOCK』出演に繋がった舞台でのキャリア

 乃木坂46 中村麗乃が、4・5月に帝国劇場で上演される『Endless SHOCK』『Endless SHOCK -Eternal-』でヒロイン・リカ役を務めることが発表された。

 『SHOCK』シリーズは、堂本光一(KinKi Kids)が作・構成・演出・主演を務めるミュージカル作品。『MILLENNIUM SHOCK』(ジャニー喜多川作・構成・演出)のタイトルで2000年に初演を迎えてから、20年以上にわたって愛されてきた、観客動員数300万人を超えるビッグタイトルだ。中村が演じるリカは、これまで松本まりか、神田沙也加、宮澤エマ、瀧本美織、梅田彩佳といった錚々たる面々が務めてきた役。今回の発表に合わせて、乃木坂46としての制服姿ではなく、中村のソロとしての宣材写真が公開になっている。最近では、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演中の山下美月、NHK大河ドラマ『どうする家康』への出演が控えている久保史緒里に続いて、ソロアー写が撮影されたメンバーとなり、グループとしても朝ドラ、大河に並ぶ大役として受け止めていることが分かる。

 
 
 
 
 
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 出演が発表になった1月17日には、中村が自身のブログと『のぎおび』(SHOWROOM)での配信を通じて今の心境を語った。今回のリカ役は歌・ダンス・演技から成る、中村にとって初のオーディションを経て獲得した役。そこには大好きで憧れ続けている女優が過去に演じていたということも彼女の背中を後押しした要素に強くあるようだ。昨年9月に上演されていた博多座公演を観劇した中村が感じたのは、パワーをもらえる、様々なエンターテインメントが詰まっている作品ということ、そしてキャスト・観客から放たれる作品に対する愛。すでに稽古は始まっており、普段乃木坂46で踊るのとは系統が違うダンスを練習しているという。

 乃木坂46加入直後に上演された3期生メンバーのみでの舞台『3人のプリンシパル』にて“三役制覇“を達成し、演技ですぐに結果を残していた中村。2019年に舞台『逆転裁判~逆転のGOLD MEDAL~』で初めてグループを飛び出し、単独で舞台作品に出演。2020年には『SUPERHEROISM』、2021年には『October Sky-遠い空の向こうに-』と今回の『SHOCK』と同じミュージカル作品に出演してきた。ヒロイン役として歌唱シーンの多かった『October Sky』では、共演者の実力に打ちのめされもしたが中村にとってその経験は大きなものだった。「本当に、あのミュージカルで甘やかされなくてよかったと思っています」と中村は語っている(『日経エンタテインメント! 乃木坂46 Special 2023』より)。

ミュージカル「October Sky-遠い空の向こうに-」ダイジェスト映像

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