相葉雅紀と二宮和也、「風間ぽん」の名付け親は? 入所当時から変わらない風間俊介との関係性

 そのときどきでおふざけを楽しむ相葉と二宮、そしてそれを見守る風間という図は、彼らがジャニーズ事務所に入ったころからの変わらぬ風景なのかもしれない。2022年9月18日にオンエアされた『櫻井・有吉THE夜会 特別編 【相葉雅紀ハウス初登場2時間SP!】』(TBS系)で、相葉がゲスト出演した際、移動車を運転するために風間も登場したときも、そんな雰囲気を知ることができた。

 車が到着するやいなやボケて後部座席のドアを開けて座ろうとした相葉に、風間が「違う違う違う、違うのよ! 2人のときはこっち(助手席)じゃないかなと思うんだよね」とツッコミを入れ、抜群のコンビネーションの良さを見せてくれていた。実はこのやりとり、同番組で8年前に相葉がの休日に密着する企画でも見られたもの。そのときも、同じボケをしていたということそのものも微笑ましいではないか。また、「ワンボックスが来たら後ろに乗っちゃうのよ、反射的に!」と押し通す相葉に、「マネージャーじゃねぇから!」と小気味良く対応していたのが印象的だった。

 今回のドライブ中の会話では、相葉が櫻井翔の誕生日には自分がまとめて買っているパンツの半分をプレゼントしているという話で盛り上がる場面も。それを聞いた風間が「ある意味おそろい的な感じ?」と尋ねると「おそろいですね」と相葉もまんざらではない表情を浮かべ、2人で「これは付き合ってますね」と笑う。こうしたボケとツッコミが入り交じるテンポのいい会話が普段から繰り広げられているのが伝わってきた。

 さらに「(おそろいということは)洗濯物に紛れたらどっちかわからない?」と風間が会話を広げると、「名前書いてないからね」と相葉。合宿所生活をしていたころはしっかり書いていた、とも。かつての光景を共に見てきたからこそ出てくる視点かもしれない。そして「しばらく僕の家のタンスの中に“二宮”って書いたパンツ入ってた。履いちゃって持って帰っちゃったんだろうね」というかわいらしいエピソードも付け加えられた。

 そういえば、以前同番組でオンエアされた休日密着のVTRでは、お酒を交わしながら風間が相葉を「本当は人見知り」だと話していた場面があった。そう言われた相葉は「ニノにも“人見知りだし、せっかちだし”とか言ってくるの、俺のこと」と返すと「せっかちだよ。会話のテンポが早いもん」と二宮に同意する。あまりにもお見通しといった様子の風間に、相葉は「自分で自分のことがわからないっすよ、お母さん」とまたもや小ボケを挟んでいくのも、長年の信頼関係があってのことなのだろう。

 相葉と二宮は嵐として、風間は俳優として別々の道を歩んできた。それでもこうして会えばまるでジャニーズJr.時代のような微笑ましいやりとりが繰り広げられる。変化の激しい時代において、いつまでも変わらぬ関係性がどれほど貴重なものか。長く活躍するほどに、積み重ねられる絆がある。それは一朝一夕には手に入れることができない宝物。その友情関係も含めて、アイドルたちの人間的魅力に磨きがかかっていくのだと感じた。

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