EBiDAN特別座談会:2022年の振り返りや意外な関係性、『EBiDAN THE LIVE』で受けた刺激まで語り合う
超特急、M!LK、SUPER★DRAGON、さくらしめじ、原因は自分にある。、ONE N' ONLY、BUDDiiSからなるスターダストプロモーションの「恵比寿学園男子部」、通称・EBiDAN。それぞれのグループがオリジナリティ溢れるアーティスト活動を行なっており、昨今より一層熱い視線を集めている。そこで、リアルサウンドでは各グループから1名ずつ集まってもらった座談会を企画。超特急・カイ、M!LK・曽野舜太、SUPER★DRAGON・松村和哉、さくらしめじ・田中雅功、原因は自分にある。・小泉光咲、ONE N' ONLY・HAYATO、BUDDiiS ・FUMINORIに2022年の振り返り、メンバー同士の関係性、そして2023年の目標を語ってもらった。(高橋梓)【記事最後にプレゼント情報あり】
オリジナル動画:EBiDANメンバー、お互いの第一印象は?
EBiDAN、各グループの2022年は?
――今年も終わりに近づいてきましたが、2022年は皆さんにとってどんな年でしたか?
カイ:じゃあ、光咲!
小泉光咲(以下、小泉):え、僕ですか!? そうですね、原因は自分にある。は『げんじぶ空間』という名前でワンマンライブをやっているんですけど、公演を重ねるごとにげんじぶらしい空間が作れているなと思っています。今年の秋ツアーでは、今出せる最大限のものを出し切れたのかなと思います。例えば、モーションキャプチャーやアバターを使ってライブを作ることで、げんじぶのコンセプトでもある「二次元と三次元の行き来」をしっかり表しています。そういう演出には結構こだわりました。来年1月は今年の目標でもあったパシフィコ横浜での『げんじぶ空間:case.5 -End of Infinity-』もあるので、さらにいいパフォーマンスを届けたいと思います。
曽野舜太(以下、曽野):喋り終わったら、次の人指名していこうよ!
小泉:じゃあ、雅功くんで。
田中雅功(以下、田中):今年ですよね。僕は、免許取ったことが1番ですかね〜。
一同:(口々に)さくらしめじのこと言えよ(笑)!
田中:さくらしめじ的には、久々に夏ツアーをやりました。秋ツアーはやっていたし、秋と夏で大きな違いはないんですけど、約3年ぶりに夏ツアーができること自体が嬉しかったですね。それに今年はたくさん曲を作った年でもありました。自分たちの中で、来年に向けての準備期間っていうイメージ。今年をしっかり来年に繋げていきたいです。じゃあ次はFUMIくん。
FUMINORI:BUDDiiSはコロナ禍に生まれたグループなので、これまでファンの方に会える機会が数えるくらいしかなくて、近くに感じられることがなかなかなかったんです。今年はたくさんファンの方に会いに行けたっていうのが一番大きかったし、嬉しかったです。夏には『BUDDiiS vol.03 Zepp Tour - JOURNiiY -』で全国を回れたし、たくさんライブができた年でした。僕らと会うのが初めてという方が多かったので、心の距離感っていうところでもやっと繋がれたなと思います。じゃあ、次はカイくんで。
カイ:今年ねぇ……。やっぱり(ももいろクローバーZの高城)れにちゃんが結婚したことは大きかったかな。結婚して、アイドルも続けるってすごい。じゃあ、舜太。
曽野:違う、違う、違う! 自分のこと言ってください(笑)。
カイ:あ、自分のこと(笑)? やっぱり11年目にしてメンバーが増えたことは大きかったですよ。8号車(超特急のファン)に届けるモノは変わらないですけど、人数が増えたのでできることが増えたのは今後の楽しみな部分かな。それと、全国ツアー『BULLET TRAIN 10th Anniversary Tour 2022「Progress」』。(コロナ禍で)東京と大阪しか行けていなかったので、各地に行けたのは嬉しかったですね。
――回れる場所が増えるのは、やはりモチベーションになるのでしょうか。
カイ:そうですね。やっぱり、自分の中でオンラインライブがしっくりこなかったんですよ。あれはライブというよりじゃなくて、「派手なリハ」という感じで(笑)。お芝居は別ですけど、お客さんのところに行ってライブをするからこそグループでステージに立つ意味があると思うんですよね。なので、もうオンラインライブは必要ないかなって個人的には思っています。今年はいろんな所でライブができたので、ありがたみも改めて感じられましたね。じゃあ、次、光咲!
小泉:いや、僕もう最初に全部出しきりました!
カイ:じゃあ、和哉!
松村和哉(以下、松村):SUPER★DRAGONは、今年の5月から毎月シングルをリリースしています。これまでのスパドラの持ち味って力強くて重低音が響く楽曲だったと思うんですけど、今年はあえて一旦そこから離れていて。それによって「届ける」ことの大切さをメンバー間でちゃんと意識することができた1年だったと思います。僕は連続リリースの楽曲ほとんどの作詞に携わっているのですが、ポップスとして楽曲を作ってリリースすることを考えられた年にもなりました。次はHAYATOで。
HAYATO:ONE N' ONLYは、海外で初めてライブをしたことが一番大きかったです。SNSでのバズをきっかけにブラジルにライブをしに行ったんですけど、日本から一番遠い国でライブをするという経験は貴重でした。しかも、ブラジルはコロナの状況が日本とだいぶ違っていて、ライブ中に観客が声を出せるんですね。本当に久々に歓声が聞けて感動しました。その映像を見て、日本のファンの方の熱量も加速していたので国境関係なくみんなが団結できたんじゃないかなって。それに、僕らもファンのみんなと団結できた年になったと思います。
――最後は曽野さん、お願いします。
曽野:M!LKはライブで初めてフライングをしました。僕ら、ずっと「飛びたい、飛びたい」って言っていたので、念願叶ってのフライングだったんですね。ブランコに乗って登場したんですけど、ファンの方も「あの演出は本当に神だった」って褒めてくれて。
田中:俺、YouTubeで見た!
曽野:ありがとうございます。コンセプトもしっかり決まっていて、月から降りてきて、月に帰っていくっていう演出を取り入れて。自他共に認めるいいライブができた年だったなと思います。