BE:FIRSTとINI、ラジオを通して知る2組の交流 各トークやエピソードからも伝わる互いへのリスペクト

 昨年から多くの話題を集めているボーイズグループ、BE:FIRSTとINI。ともにオーディション番組を経てのデビュー、また2021年11月3日とCDデビュー日も同じ。そうなると、互いのファンもその存在をつい意識してしまい、「彼らもバチバチでは……!?」と思う人もいるかもしれないが、2組は共演経験も多く、仲が良いのは周知の事実だったりする。今年5月にINIが『BE:FIRST TV』に出演、地上波で共演したことは記憶に新しいが、今回はラジオでの共演からその関係性を探ってみる。

 まずは今年の4月、BE:FIRSTが月曜ナビゲーターを務めるJ-WAVE『SPARK』にINIの木村柾哉と尾崎匠海がゲストに登場。BE:FIRSTからは、RYOKIとLEOが出演した。実は、デビュー前からの仲だという4人。

 以前、RYOKIが出ていた舞台に木村がダンサーとして出演し、そのダンススキルの高さにRYOKIは心を掴まれたという。そこから、RYOKIが自身の誕生日イベントで木村に出演オファーするに至ったのだそうだ。木村も、当時のRYOKIについて「自分の世界をっかりと持っている人」と回顧した。一方、LEOと尾崎は練習生時代を一緒に過ごしていたとのこと。尾崎が当時のLEOの優しい一面に触れる場面もあり、それぞれが久しぶりの共演を喜んだ。

 ダンス人口が増えたこともあり、デビュー前から顔見知りだったり、さまざまな場所で切磋琢磨していたりと交流を持つメンバーも多いように思う。ボーイズグループが増えていく中で、横のつながりが強くなっていくという、また新たなシーンが生まれていくかもしれない。

INI|'Rocketeer' Official MV

 5月には、今度はBE:FIRSTがTOKYO FM『From INI』に出演。BE:FIRSTからはJUNONとMANATOが、INIからは木村、許豊凡、後藤威尊が登場し、「私のまわりで流行っていること」をテーマにトークを繰り広げた。

 同番組のオンラインライブ『JFN EARTHDAY SPECIAL TO THE FUTURE From INI』 が4月に行われた際には、BE:FIRSTがゲスト出演している。ライブパフォーマンスのほか、ステージ上ではトークセッションも実現するなどの交流を経ての共演となった。ラジオでは互いのパフォーマンスについて感想を言い合い、緊張が見えながらも和やかな雰囲気で進んでいた。互いからメンバーの名前がそれぞれ出てくるのもまた新鮮だ。グループ同士での交流だからこそ、いつもとは違うメンバーの一面やそれぞれのグループの特色などが見えるのも、ファンには嬉しいところだっただろう。

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