日向坂46 金村美玖、齊藤京子とは理想の先輩後輩に? 『マギレコ』『ひなこい』を経て深まった“互いを認め合う絆”
12月20日に1st写真集『羅針盤』を発売する日向坂46の二期生・金村美玖。昨年に6thシングル曲「ってか」でセンターを経験し、今や日向坂の顔のひとりとして躍進を続ける金村だが、今回はニューシングル曲「月と星が踊るMidnight」で初センターを務めた一期生・齊藤京子との関係性について注目してみたい。
今や日向坂で最も情熱的なパフォーマンスを見せる金村。加入した当初は緊張やプレッシャーに弱い性格を見せていたが、キャリアを重ねることで克服していき、前述した「ってか」で表題曲初センターに抜擢。以降はフロントメンバーに定着し、小坂菜緒の活動休止中に、日向坂のエースとしてグループを牽引する存在に成長していった。東京ドームを自分の空間にしてしまう堂々たるパフォーマンスや、ラジオ番組での自然体で余裕を感じられるトークなど、アイドルとしての懐の深さや魅力が増している。20歳を迎えたことや、同期で同郷の渡邉美穂の卒業による心境の変化もあるとは思うが、一番の要因について金村は「昔は自分をアピールして少しずつファンの方を増やすことを頑張っていたけど、今はファンの方に喜んでもらいたいって思うことの方が多い。頑張る向きが変わってきた」(※1)と語っている。
そんな金村は、「ってか」のセンターに抜擢された日の帰り道、齊藤京子からLINEで「センターは絶対美玖ちゃんだと思ってたよ。絶対にヒットさせようね」というメッセージをもらったそうで、「『頑張ろうね』みたいな感情論だけじゃなく、ヒットさせるっていう現実的なことも私はすごく大事だと思ってるので。京子さんは自分でもそうやって目標を立てて、いろんなことを実現されてきた方なので、すごく励まされました」(※2)と明かした。金村と齊藤は一見目立った関係性がないように思えるが、2018年、けやき坂46時代の主演舞台『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』(通称、マギレコ)の際に、伝説のコンビ“杏さや”役(佐倉杏子、美樹さやか)として行動を共にし、「みくちゃんとは舞台ですごく仲が深まった」(※3/原文ママ)と齊藤がブログで綴っていたことがあった。
また、今年3月6日放送のラジオ番組『日向坂46の「ひ」』(文化放送)に2人が出演した時、「番組では初めての共演」「仕事でなかなか2人の組み合わせがない」と語っていたが、金村は「私は送ってるんですけどね、ラブを」と伝え、『マギレコ』で「杏子とさやかのコンビに思い入れが強かった」と話す。そして金村が「1つ確認したいことがあって。メイクさんから、京子さんが私のメッセージ(有料の個別メッセージアプリ『日向坂46メッセージ』)を取っていることを聞いたんですけど……」と言うと、齊藤は「実は美玖ちゃんのメッセージ、ずっと取っているよ」と照れくさそうに告白。「嬉しい、やばーい!」と喜びを隠し切れない金村と、「こんなの言ったの初めて。やりにくいやりにくい、恥ずかしさがすごい(笑)」と動転する齊藤により、しどろもどろのまま番組が進行。また、「メンバーを一番美しく撮れている」「美玖ちゃんのトークは本当に良いです」と、金村の写真やトークの才能を絶賛するなど、あまりお世辞を言わない性格の齊藤が、密かに金村を追う“ファン”だったという一面まで明らかになった。