井ノ原快彦、新社長就任で“コミュ力おばけ”の手腕を発揮 重岡大毅、向井康二らに送った言葉に見る先輩としての姿

 11月1日、滝沢秀明のジャニーズ事務所退社およびジャニーズアイランドの社長退任を受け、ジャニーズアイランドの社長に就任した井ノ原快彦。

 V6時代は個性溢れるメンバーを束ねながらグループはもちろん、個人としても多彩な経験を積み重ねてきた。1988年、当時12歳でジャニーズ事務所に入所後、1995年11月にV6としてデビュー。ダンスや歌に加え、アクロバットとパフォーマンス力の高さで瞬く間にトップアイドルの地位に躍り出た。その後も個人としてドラマ、舞台をはじめバラエティや司会業でも頭角を現したメンバーだ。現在は坂本昌行、長野博とともに20th Centuryとしても活動している。

 急転直下の展開にとまどうファンもまだ多い中だが、井ノ原の魅力や後輩との交流を通じ、その人柄に迫りたい。

「誰も置いて行かない人」 かつての相棒 有働由美子も太鼓判

 様々な活動の中でもその名と人柄を多くの人が知るところとなったのは、2010年にスタートし8年間司会を務めた『あさイチ』(NHK総合)だろう。番組冒頭、直前にオンエアされているNHK連続テレビ小説についてコメントする通称「朝ドラ受け」でも時に笑顔で、時に涙でコメントする実直な姿は多くの視聴者の心を摑んだ。また、その人懐こい人柄と柔らかな笑顔でジャニーズの先輩後輩問わず、誰ともすぐに打ち解けられる姿は“コミュ力おばけ”と称されるほどだ。『あさイチ』で共に司会を務めた有働由美子は井ノ原の新社長就任のニュースを受け、11月4日放送の『うどうのらじお』(ニッポン放送)でお互い“心の相棒”と呼び合っている井ノ原に連絡したことを明かし、「“相棒大丈夫でござるか ? ”って。身体が心配になっちゃって」と告白。井ノ原の「とても元気、楽しみにしている」との報告に安堵したと語った。また井ノ原の性格についても「本当に誰も置いていかない人なんですよ。たとえ残りが5秒でも、前に出にくくなっているアナウンサーを目立たせたりするのが、すごく上手で」と評し、今回の起用について「若い人たちの、自分でも気づいていない良さを見つけられるんじゃないか」と期待を寄せた。

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