草彅剛＆香取慎吾のヤンチャ時代を千秋が暴露　関口メンディーと熱いバトルも繰り広げた、稲垣吾郎不在の11月『ななにー』

映画『窓辺にて』今泉監督が稲垣吾郎の“素の演技”に注目

　今回はお休みとなってしまった稲垣だが、ここで事前に収録されていた「インテリゴロウ」のコーナーがしっかりと生きてくる。今月のゲストは稲垣が主演を務め、現在公開中の映画『窓辺にて』でメガホンを執っている今泉力哉監督だ。本作の映像を見た草彅が「すごい！　演技してないって感じだよね。もしかしたら究極かもしれない、吾郎さんの今までの役の中で」と話したほど、自然体な演技を披露している稲垣。その感想を裏付けるように、稲垣も「パブリックイメージで当て書きすることはできると思うんです。でも（本作は）そうじゃなくて、本当の僕。人に絶対バレてないと思っていた部分の感情をわかってらしたというか」と話すほど、今回の役柄については共感する部分が大きかったようだ。

　そんな素の感情を掻き立てられるキャラクターゆえに、撮影現場でも演技ではない部分が多く見受けられたと振り返る今泉監督。なかでもパチンコを打つシーンは、使えるかどうかハラハラしたとも。撮影時パチンコ初体験だった稲垣は、当たった画面に思わず素で喜んでしまい、嬉しさのあまりカメラの外側にいた監督をチラ見してしまっている。その問題のシーンを見返した稲垣が「今、演技じゃないよ！」とキラキラとした笑顔で話すのもまたおかしく、監督も思わず「“演技じゃないよ”じゃないでしょ（笑）」とツッコまずにはいられない。稲垣吾郎の素がにじみ出てしまった映画という意味では、さらに興味をそそられるものとなった。できれば、稲垣がいるタイミングでまた共演者と作品や現場の裏側について語り合う場をリベンジしてもらいたいものだ。

　そうして“稲垣がいてくれたら……”という場面も多々感じながら、しんつよのガッツで乗り切った今月の『ななにー』。エンディングでは香取が「吾郎ちゃん、絶対観てないでしょ、今！」とカメラを通して話しかけていたが、果たして真相やいかに。来月の『ななにー』では稲垣が元気な姿で登場し、今月のオンエアをチェックしていたのかどうか話してくれるのを楽しみにしている。