草彅剛&香取慎吾のヤンチャ時代を千秋が暴露 関口メンディーと熱いバトルも繰り広げた、稲垣吾郎不在の11月『ななにー』

 稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が、毎月第1日曜日に7.2時間生放送するレギュラー番組『7.2 新しい別の窓』(ABEMA、※以下『ななにー』)。その#56が、11月6日にオンエアされた。10月31日に新型コロナウイルスに感染したことが報告された稲垣は、大事を取って今回はお休みに。その空席を埋めるように、香取と草彅の“しんつよ”コンビがいつもに増してエネルギッシュな姿を見せることとなった。

千秋が暴露した『いいとも!』時代のヤンチャなしんつよ

 まず登場したのは草彅、香取と『笑っていいとも!』(フジテレビ系)など数々のバラエティ番組で共演をしてきた千秋だ。香取曰く「親戚のお姉さん」と呼べる存在である千秋。『ななにー』ファミリーのキャイ~ンとも『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)で音楽ユニット・ポケットビスケッツを結成したことでも多くの人の記憶に残るところ。そんな縁深いゲストということもあり、思い出話に花が咲く。

 なかでも、千秋が『笑っていいとも!』にレギュラー出演していたころのしんつよは、ヤンチャ盛りだったことがわかるエピソードを披露。1997年ごろの彼らは多忙を極めていた時期であり、当時の香取を知る共演者はみな口々に「楽屋で寝ていた」という話をしている。だが、千秋が目撃したのは、そのさらに上をいくものだ。『笑っていいとも!』は、お昼の生放送であり、その本番前にはリハーサルが行なわれていたそう。そこで香取はリハーサル中もニットキャップを目元まで下げて、聞いているふりをしながら立ち寝をしていたというから驚きだ。耳の痛い話をされて思わず顔を伏せて苦笑いをする香取。「25年前? あー懐かしいですね!」と、さも覚えているふりをしてみせ全員から一斉にツッコミを受けていた。

 一方で、草彅とは楽屋が隣だったことから、あるハプニングが発生。当時の楽屋はパーテーションで区切られたような空間で、天井まで壁がつながってはいなかったそう。すると草彅は、隣の楽屋で着替えようとする千秋に向かって「千秋ちゃん、千秋ちゃーん!」と声をかけながらソファーの上でトランポリンのように飛び跳ね、空いている部分からぴょんぴょんと顔をのぞかせるというおふざけをしていたというのだ。しかも、しっかり目をつぶっていたのがまた悪ガキ感の中に誠実さが漂っていて微笑ましい。

 だが、そんな“のぞきコント”をして遊んでいたところ、ソファのみならず洗面台の上にまで乗ってしまい壊してしまったというから大変だ。しかし、壊れた理由として「着替えをのぞいてた」とは言えず、適当にごまかしていたことまで千秋にバラされてしまった草彅。まさに「親戚のお姉さん」と呼べる間柄だからこそ語れる懐かしい話に、草彅も「そうそうそう! 思い出した!」と手をたたきながら立ち上がり、香取も思わず大きな口を開けて大爆笑。当時と変わらない歯切れのよいトークに、パワフルで伸びやかな生歌を披露した千秋と、今度は歌でのコラボも期待したいところだ。

関口メンディーとの『ななにー』史上最も熱い対決も

 続いて、今回のハイライトともいえるのが関口メンディー(EXILE/GENARATIONS from EXILE TRIBE)とのデスマッチだ。メンディーとしんつよは音楽番組での共演や香取がパロディでコスプレをしていたことはあれど、今回のようにバラエティでしっかり話すのは初めてのこと。キャイ〜ンの天野ひろゆきから「波長が合いそう」と言われた香取とメンディー。体のフォルムも近いものがあるという話題になると、香取がメンディーに身長を聞く。すると「180cmです」との答えに「え? 俺、180cmだよ?」と困惑。明らかに香取自身より大きく見えるメンディーが同じ身長だと言い張るので、「俺が180」「僕が180です」と両者譲らず、背比べをすることに。厚底の靴を履いていたメンディーがやはり香取よりも大きく見えると、草彅の口から「年代によって180cm違うんだね〜」の天然発言が出てスタジオは笑いに包まれた。

 そんな和やかな雰囲気の中で始まったメンディーとしんつよの対決は、汗が吹き出るほどのガチンコ勝負に。最初のほうこそ早口対決などかわいらしいものだったが、風船が割れるまで空気入れを激しく動かすなど、徐々に体力を使うハードな内容になっていく。しかも、メンディーはしんつよ2人に対して1人で立ち向かう猛者っぷりを披露。次々と勝って、最終対決前にはすでに勝負がついてしまっていたのだが、「よくテレビである最後のポイントのすごいやつじゃない?」(香取)、「3億点! 6億点!」(草彅)と強気に逆転を狙うしんつよ。すると、メンディーも「大丈夫です、じゃあ、勝ったら7億円!」と口を滑らせて大金をねだるような形になってしまい、またもや笑いが起きる羽目に。やはりメンディーとしんつよの組み合わせは相性が良さそうだ。そして迎えた最終対決は瞬き我慢。しかも、メンディー1人に対して、香取→ウド鈴木→草彅とリレー方式で対抗するという無茶苦茶なルールもしんつよが決めてしまうのだった。まるで歌舞伎の見得のように目を見開くメンディーに対して、役に入ったように微動だにしない草彅の「動と静」の対照的な熱戦は、まさにデスマッチ。ぜひとも見逃した方はABEMAビデオで見ていただきたい。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる