櫻坂46 菅井友香、同期メンバーとの温かい絆 欅坂から歩んできたからこその“何でも言い合える関係性”

 笑顔だけのMVではないのもポイントだ。悔しそうに涙を流したり、雨のなか向かい風に立ち向かっていくような険しい表情のシーンも多く盛り込まれている。そうした困難を乗り越えたことで、その絆もより一層深まったのだろう。とりわけデビュー時からずっと一緒に活動を共にしてきた一期生との関係は特別である。今年「サイレントマジョリティー」(欅坂46)のMVの撮影地に一期生が再び集合した写真を、自身の公式Instagramアカウントに投稿したこともあった。

 
 
 
 
 
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菅井友香(@yuuka_sugai_official)がシェアした投稿

「同じ時間を過ごしてきた一期生とは、いろいろなものを越えたところで分かり合えているので、やっぱり思いが深くなります」(※5)

 そしてついにラストステージとなる今回の東京ドーム公演。これについても菅井は一貫してメンバーへの感謝を口にする。

「私としては、自分の力とはまったく思っていなくて。みんなで一緒にここまでやってこられたから、こういう場を用意してもらえたっていうのが実感なんです」(※6)

 キャプテンと言うと、大勢を力で引っ張っていくイメージが強いかもしれない。しかし菅井は、こうしたメンバーと育んだ絆によって、自然とついていきたくなるような存在だった。グループきっての愛され力によって周りに支えられていた菅井。メンバーたちからも愛され続けた彼女の最後の勇姿を、東京ドームで見届けよう。

※1:https://sakurazaka46.com/s/s46/diary/detail/46039
※2:https://mdpr.jp/interview/detail/2200998
※3:https://sakurazaka46.com/s/s46/diary/detail/37917
※4、6:『B.L.T.』2022年12月号
※5:『B.L.T.』2021年5月号

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