NMB48、2年10カ月ぶり東京単独公演で全力パフォーマンス　ファンの前で“てっぺん”目指すことを力強く宣言

川上千尋「全員で歴史の1ページを作りましょう」

　公演後半では、NMB48の決意があふれ出たものとなった。

　「ドリアン少年」で曲中に変顔をして笑わせれば、「僕らのユリイカ」では情感たっぷりの雰囲気を作り上げるなど、グループの多彩さが感じられる内容に。5曲を披露後、川上千尋は「私たちは13年目も上に向かって、夢に向かってみなさんと走り続けたい。そんな気持ちを込めて歌いたい。全員で歴史の1ページを作りましょう」と呼びかけ、「三日月の背中」を歌い踊った。川上は「これがNMB48だというステージをお見せすることができたんじゃないでしょうか」と自信を持って話し、本編を締めくくった。

　アンコールではメンバーが12周年の記念Tシャツに着替え、「北川謙二」「ワロタピーポー」「夢は逃げない」「青春のラップタイム」でたたみかけた。最後まで汗をほとばしらせる、エネルギッシュなライブとなった。

　小嶋花梨は「約3年ぶりに東京公演をすることができました。たくさんの方の支えのおかげで、素敵な景色を見ることができました。ここ数年は思うような結果が出せなくて、夢に手を伸ばすのが怖くなった時期もありました。でも今日、この景色を見て『やっぱり諦めたくないな。頑張りたいな』とすごく思いました。ファンの皆さん、スタッフさん、メンバー全員で夢をつかみたいです」と、グループの目標である「てっぺん」をもう一度目指すことを宣言した。

　また同公演では、山本望叶が2023年2月（予定）から、カラーコンタクト「EYECICLE」のイメージモデルをつとめることも発表された。山本は「ずっとカラコンのモデルになるのが夢だったので嬉しいです」と瞳を輝かせ、夢をひとつかなえたことへの喜びを伝えた。