なにわ男子 西畑大吾＆大橋和也、関西ジャニーズJr.を牽引した抜群の安定感　旧知の“西橋コンビ”の近況をおさらい

　なにわ男子の結成4周年記念日となる10月6日に、新曲「ハッピーサプライズ」のレコーディングムービーがYouTube上で公開され、文字通り幸せなサプライズとしてファンの元に届けられた。同曲は、3rdシングルとして11月16日にリリースされる。デビュー曲「初心LOVE」からのキャッチーなキラキラアイドル路線はそのままに、イルミネーションに彩られ輝きを放つ町並みを連想させるような疾走感のある冬のラブソングだ。

　本映像は、大橋和也の「ハッピーサプライズ！」のかけ声とともに、カメラに向けて手を差し出してエスコートしてくれるようなシーンからスタート。常にファンファーストでサービス精神たっぷりの大橋らしい心憎い演出、そして少し照れたような仕草に、ときめいたファンも多いのではないだろうか。またムービーのラストには、西畑大吾が「サンタさん！」と言いながら頭の上でサンタ帽のようなポーズを披露。今回は、そんな冒頭と締めでそれぞれ愛嬌溢れる姿を見せた、西畑と大橋の同い年コンビに注目してみたい。

　西畑と大橋は、共に1997年生まれ。1月生まれの西畑が学年としては1つ上になるが、互いに“ツレ”と呼び合う仲だ。ジャニーズWESTがデビューした後の関西ジャニーズJr.を藤原丈一郎、大西流星、向井康二（Snow Man）らとともに牽引してきた旧知の間柄だ。

　西畑は、重岡大毅（ジャニーズWEST）から関西ジャニーズJr.の不動のセンターを引き継ぎ、デビュー前からNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』『あさが来た』に出演するなど、俳優としての頭角を現してきた。そんな西畑の大きな成長を感じたのは、二宮和也主演の映画『ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜』で演じた鎌田正太郎役であったように思う。終盤の感情が迸るような渾身の演技は、今でも印象に残っている。2021年には、関西の先輩・横山裕（関ジャニ∞）主演ドラマ『コタローは1人暮らし』（テレビ朝日系）に出演。今年に入ってからは、永瀬廉（King & Prince）主演ドラマ『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』（日本テレビ系）で豊臣秀吉役を演じ、関西ジャニーズJr.時代からの親友・永瀬との夢の共演を果たした。俳優としてのキャリアを着実に積んでいる西畑には、すでに安定感すら備わっている。俳優として邁進しながら、グループのセンターとしても抜群の安定感を放っているメンバーだ。