Girls²、夏を一緒に楽しめるEP『Shangri-la』完成 新たな一面届けるライブツアーの注目ポイントも語る

Girls²、夏にぴったりな新作EPを語る

 9人組ガールズ・パフォーマンスグループ Girls²が、7枚目となるEP『Shangri-la』を完成させた。表題曲は、持ち前の明るさだけでなく、ふとした瞬間に香る大人っぽいニュアンスでグループの新たな魅力を感じさせてくれる1曲だ。メンバーもレギュラー出演している番組『この恋イタすぎました』(日本テレビ系)のテーマソングでもある「Swipe Up」と、等身大の彼女たちを感じさせる「Seventeen’s Summer」も収録。それぞれの楽曲にまつわるエピソードや9月から始まるライブツアーについて、隅谷百花、小川桜花、増田來亜の3人に聞いた。(山田邦子)

【オリジナル動画】Girls²、実はメンバーにも秘密にしていたこと

【人知れず消費していた!】Girls² 増田來亜&小川桜花&隅谷百花、実はメンバーにも秘密にしていたこと

「今回の3曲を聴いて思い出をたくさん作ってほしい」(小川)

ーー今回のEPはこの季節にぴったりな楽曲が揃ってますね。皆さんは今年の夏、満喫できてますか?

小川桜花(以下、小川):私はめちゃめちゃ満喫してます! 幼少期は地黒でそれが悩みだったから夏はあまり外に出たくなかったんですが、今年はもう焼けてもいいやというか、色白にこだわらなくてもいいやと思って、3回ぐらい海に行きました。

隅谷百花(以下、隅谷):私はまだ全然。でも、先日の『サマステ』(『コカ・コーラSUMMER STATION 音楽LIVE』)に出させてもらえてすごく楽しかったです。

増田來亜(以下、増田):野外のライブね。私は鎌倉に遊びに行って、浜辺を歩いたりしました。浅草で遊んだ帰りに花火ができる広場があったので、手持ち花火をやったりとか。すごく夏を感じました。

小川桜花

ーーそういう夏の楽しい時間をGirls²の音楽が盛り上げたり、思い出と一緒に残っていったりすると素敵ですよね。

小川:私は音楽を聴くのがすごく好きなんですが、その理由のひとつがまさにそれで。曲を聴くと思い出す出来事とか景色ってありますよね。あんなことして遊んだよなとか、音楽と一緒にそういうことを思い出したりするのが好きなんです。だからぜひ、今回の3曲を聴いて思い出をたくさん作ってほしいです。

ーータイトル曲の「Shangri-la」は大人っぽい曲に仕上がっていますね。

小川:そうなんですよ。衣装もすごく大人っぽいです。

隅谷百花

隅谷:この曲はかなり直球な恋心というか、女の子の素直な気持ちが描かれています。パキッと歌うというよりはちょっと柔らかい感じで、綺麗だけどポップで可愛い楽曲になってます。

増田:結構ストーリー性がある曲になっていると思っていて。メロディの雰囲気も歌詞が聞き取りやすい感じになっているから、1曲聴くとひとつの物語を見ているようでもあるかなと思います。

小川:3人(増田、隅谷、小田柚葉)がメインで歌ってくれているのですが、すごく透明感のある声質なんですね。ぜひその歌声に注目して聴いてみてほしいです。難しい部分もあったんですが、私は比較的メロディの高いところを歌っているのでそこもぜひ注目してもらえると嬉しいです。

隅谷:私の得意とする、ちょっとフワッとした柔らかい歌い方が合う曲調なんですが、ディレクションの方から「ここにアクセントをつけて」とか具体的に言っていただきながらレコーディングをしました。歌っていて、すごく楽しかったです。

増田:今回はメインボーカルなので歌うパートは少し多めだったんですが、そんなに時間もかからず順調に進みました。歌いやすかったですね。

増田來亜

ーーちなみにこの「Shangri-la」というタイトルはどう解釈しました?

増田:言葉自体は聞いたことがあったんですが、意味を知らなかったので曲をいただいた時に調べたんです。“空想のお城”とか“世界”みたいな意味だったから、ちょっとふわふわした感じというか、おとぎ話のようなイメージを持ちながら歌いました。

ーーパフォーマンスやMV撮影に関してはいかがですか?

小川:曲の雰囲気のわりにガッツリ踊っています。初めてご一緒するコレオグラファーさんだったんですが、女性らしい可愛さや綺麗さを残しつつしっかり踊っている。めちゃめちゃ動くからちょっと苦戦するくらい難しい構成になっているんですが、歌っている人それぞれがしっかり引き立つようになっているんですよね。パフォーマンスという面でも、見ていて楽しい曲になっていると思います。

隅谷:今回のMVの撮影場所はグランピングの施設だったんですが、私たち自身が手持ちカメラで撮るシーンもあったりして、メンバーのラフな感じも楽しんでもらえる仕上がりになってます。

小川:彼氏目線っぽい部分もちょこっと入ったりしてね。あと実はこの時、雨が降ってました(笑)。

Girls² - Shangri-la (Music Video)

ーーそんなことを感じさせない皆さんの笑顔やパフォーマンスにも注目してほしいですね。続いて「Swipe Up」ですが、この曲は『この恋イタすぎました』(日本テレビ系)のテーマソングにもなっています。Girls²もレギュラー出演されているんですよね。

隅谷:はい。すでに何本か収録したんですが、難しい(笑)。

小川:初回は本当に緊張したし、どうしたらいいかわからないというのもあって、結構ガチガチだったかもしれないです(笑)。そこからどんどん慣れていっているので、私たちの成長も一緒に見守ってくれたらなと思います。

増田:この番組では“イタい恋”のエピソードを募集して、その再現VTRをメンバーが演じるというものなんですが、これからもワクワクしてもらえるような展開がいろいろありそうですね。

小川:メンバーの個性なんかも、もっと発揮できたらなと思います。

隅谷:今のところ、まだあまり喋れてないけど(笑)。

「この恋イタすぎました」8月4日放送 未公開部分を特別に公開!

ーー番組での活躍にも期待しています。では改めて楽曲について聞かせてください。

小川:「Swipe Up」はHIPHOP調になっていて、今回私はボーカルではなくラップを担当させていただいています。ラップをやっているのは、私と(山口)綺羅と(原田)都愛。実際にラップをやってみるとすごく気持ち良かったので、みんなもぜひ一緒に歌ってみてほしいな。この曲をもっと楽しめると思いますよ。

ーーラップをやるにあたって、何かトレーニングなどはされたんですか?

小川:小学4年生くらいから6年生くらいまで、來亜と2人でレッスンを受けていて。その時にやっていたことも思い出しながらでした。ラップで自分を出すとなるとちょっと難しいので、桜花らしさというか、日本語を英語みたいな発音でラップすることを意識しながらやってみました。レコーディングもすごく楽しかったです。

増田:この曲自体、楽しくてノリノリになれますし、歌詞も悩みを吹き飛ばしちゃうような、強めだけどいい言葉だなと思うところも多いんですよね。夏という季節と一緒に楽しんでもらいたい曲でもありますし、今ちょっと悩んでる人には、この曲を聴いて悩みを吹き飛ばしてもらえたらいいなと思います。

ーー〈嫌なこと全部 スワイプしちゃうんだから〉という表現も、スマホが当たり前になった現代ならではかもしれないですね。

増田:確かに。私たちは何も違和感を抱かなかったけど、小さい頃だったらスワイプとか知らなかったですからね。

小川:私も本当に嫌なことは全部忘れたいというか、良くも悪くもなんでも忘れちゃうタイプ(笑)。「まぁ、大丈夫!」「いいや!」ってやっちゃうタイプだから、この歌詞を見ているとすごく自分に似ていると感じる部分もありました。來亜も言っていたけど、これを聴いたら何か吹っ切れる気持ちになれると思います。背中を押してくれるような応援ソングにもなっているから、たくさん聴いて、ポジティブに過ごしてほしいなって思います。

ーーMVもカラフルでポップな仕上がりで、まさにポジティブなエネルギーが伝わってきました。

隅谷:ありがとうございます。衣装もすごくタイプでしたけど、あのセットが大好きすぎました(笑)。この曲自体すごく明るいし、MVのちょっとやんちゃな感じも気に入っています。

小川:ダンスは最近はやっているSWAGというジャンルなんですが、SWAG系のダンスはニュアンスを大事にしなければいけないので、そこを意識しながら踊っています。ぜひ注目してください。

Girls² - Swipe Up (Music Video)

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