BE:FIRST、7人の深い絆とともに駆け抜けた結成からの1年間 1stアルバム発売前に振り返る
SKY-HIが主宰するマネジメント/レーベル・BMSG主催のオーディション『THE FIRST』から、昨年8月13日に結成された7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRST。その3日後にリリースしたプレデビュー曲「Shining One」のMVは2週間で1000万回再生を突破し、デビュー曲「Gifted.」は各種音楽チャートで40冠を記録した。そんな彼らの結成から1年間の活躍を振り返りたい。
怒涛のデビューからモデル、バラエティ、俳優など個々の活躍も
好調なスタートを切ったBE:FIRSTは、同年9月18日、結成後初ライブにして初のフェス出演となった『SUPERSONIC 2021』にオープニングアクトとして登場。結成からわずか1カ月ということを感じさせない堂々たるステージを見せた。ようやく夢を掴んでアーティストとなった彼ら。初のステージで「Shining One」を歌い終えた時、SHUNTOは雨上がりの空を指して天を仰ぎ、溢れる想いを胸に目を閉じて、じっとその瞬間を噛み締めていた。その表情は、多くの人の心に刻まれたことだろう。
プレデビュー期間を終え、11月3日のデビュー日から2日後には、ワンマンライブ『“FIRST” One Man Show -We All Gifted.-』を開催。初のワンマンでありながらも、7本のマイクが奏でるメロディは、正真正銘“プロの歌声”であったように思う。また、当日はPRADAがライブ衣装を提供したことでも話題を呼んだ。他にも、六本木ヒルズで展開された同ブランドのポップアップストア「Prada Chalet」にはSOTA、MANATO、JUNONが、伊勢丹新宿店の「Prada Gallery」ではSHUNTO、RYUHEI、RYOKI、LEOがそれぞれアイコニックな装いを披露。ファッション誌『エル・ジャポン』2022年6月号増刊の表紙を務めた際もPRADAのクラシカルなコーディネートで登場したり、個人としてもJUNONのファッションモデルへの抜擢やファッションショーのランウェイへの参加など、普段からファッショニスタである彼らの存在感を発揮している。
ほかにも、ソロでの活動を通じてグループの名を広げているメンバーも。以前にもダンサーとしてテレビ出演経験のあるSOTAは、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に単独で出演。また放送当日には“電波ジャック”を行うことが告知され、朝からさまざまな情報番組に出演し、生放送での対応力を見せた。
俳優・三山凌輝としても活動するRYOKIは、今年3月に行われた『舞台Bling Bling by Seventeen』で久しぶりの舞台出演を果たした。また、9月公開予定の映画『HiGH&LOW THE WORST X』のメインキャストにも抜擢され、その人懐こいキャラクターで共演者と打ち解けている姿も見られる。映画の撮影期間は音楽活動との両立が非常に大変であったようだが、インスタライブで「BE:FIRSTは帰る場所」と語っていたように、多忙な時こそ力になったのはメンバーの存在であろう。