乃木坂46、“設楽の女”が急増中? 現役メンバーから卒業生まで包み込む、バナナマン設楽統のグループ愛
2022年に入り、乃木坂46内での“設楽の女”争いが激化している。
“設楽の女”とは、松村沙友理が乃木坂46在籍時に『乃木坂工事中』(テレビ東京系)でMCのバナナマン 設楽統に対し自称していた別名。ほかメンバーへの嫉妬心が徐々に歪んだ愛情へと変わっていき、番組卒業企画「設楽王決定戦」では、設楽を恐怖に震え上がらせる猟奇的な愛情へと発展していった。
松村の卒業から半年が経った今年1月、“設楽の女”を継承するメンバーが4期生から現れる。それが田村真佑だ。同じく『乃木坂工事中』での企画「B級ニュース 2021」で発表した「髪の毛を13cm切る」を発端に、田村は同期の掛橋沙耶香が髪を切ったことには気づいていたのに、自分がバッサリ切ったことには気づいてもらえていないと設楽へクレームを入れる。うやむやにしようとする設楽の「(髪を)縛ってるイメージあんだよな」という苦し紛れのコメントに、田村が少し色気のある甘えた声で「縛ってないですぅ」と嫉妬心を覗かせ、見事“シン・設楽の女”の称号を獲得。その後3月のオンエアでは、設楽が髪色を明るくした田村の変化に気づき、「褒めっこグランプリ」(メンバーが互いに褒め合って笑わせたら勝ち)という企画が始まる直前なのにも関わらず、田村が満面の笑みを浮かべ“設楽の女”モードを発動するという一幕があったほどだ。
そこから争いが激しくなるきっかけとなったのが、今年2月に5期生が加入したタイミング。ファンも驚く、まさかの“設楽の女”シリーズ参戦となったのは齋藤飛鳥だった。1期生としてバナナマンとは10年以上の付き合いとなる齋藤。 『乃木坂工事中』での度重なる設楽とのスキンシップだけでなく、『バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)の“上リスナー”(主に同番組を聴いている有名人を指す言葉)として番組に出演したり、開設したInstagramのアイコンを設楽が描いた「齋藤飛鳥の10年後予想図」に設定したりと、随所でバナナマンと設楽愛を滲ませていた。
その後、齋藤が“設楽の女”へと大きく傾倒していったのは、5月オンエアの企画「5期生 PR大作戦③」でのことだ。3・4期生が番組に初登場した時と比べて、設楽が積極的に5期生へと話しかけていることに齋藤が物申したのだ。「(5期生が)可愛いからじゃない?」と開き直る設楽に、齋藤は「私、松村から聞きましたもん。新しいものにすぐいくみたいな」と、かつて4期生加入時に「設楽さん、いつも贔屓する」と下唇を突き出し拗ねていた松村の言葉を引用して見せたのだった。このほかにも設楽が着る「ASU」とデザインされたパーカーを自分のことのように「嬉しくて」と笑顔を浮かべたり(本当は、アリゾナ州立大学のカレッジパーカー)、「大人の体力テスト」企画でメンバーが挑戦したノーハンド立ち上がり(うつ伏せの状態から手を使わずに立ち上がること)を「やってみてください。たぶん設楽さんは苦手だと思います」と誘ってみたりと、ほとんどの絡みは齋藤からである。