乃木坂46 田村真佑、新たな“設楽の女”に? 松村沙友理から受け継ぐあざと可愛いぶりっ子キャラ

 昨年、グループ結成10周年を迎え、今年5月には日産スタジアムでのコンサートが予定されている乃木坂46。その一方で、2021年はグループの基盤を築いてきた1期生、2期生の卒業が相次いだ年でもあり、今後も新内眞衣、星野みなみの卒業セレモニーが控えている状態だ。ただ、3期生、4期生への世代交代も同時に進んでおり、その象徴と言えるのが白石麻衣の卒業シングルとなった『しあわせの保護色』以降の3作で、山下美月(『僕は僕を好きになる』)、遠藤さくら(『ごめんねFingers crossed』)、賀喜遥香(『君に叱られた』)と3期生、4期生からのセンターシングルが続いたことは、明確な世代交代の表れと言えるだろう。

 最近ではグループ全体としてだけでなく、先輩から後輩へのメンバー間による継承も顕著に見られる。先日発表された『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の新内眞衣から久保史緒里へのパーソナリティ引き継ぎは、ファン以外の層にも大きなニュースとして届いた代表例だが、同じくこの2022年1月にファンの間で話題になった継承があった。

 それが、松村沙友理から田村真佑へと受け継がれた「設楽の女」の称号である。設楽の女とは、『乃木坂工事中』(テレビ東京系)で松村がバナナマンの設楽統に対して自称していた別名。嫉妬心が徐々に歪んだ愛情へと変わっていき、番組卒業企画「設楽王決定戦」では、設楽を恐怖に震え上がらせる猟奇的な愛情へと発展していった。(詳しくは「乃木坂46 松村沙友理はいつから「設楽の女」になった? バナナマン 設楽統に向ける猟奇的な愛情」

【公式】「乃木坂工事中」# 342「B級ニュース 2021 前編」2022.01.09 OA

 松村の卒業から半年が経ち、突如4期生から現れた新たな設楽の女。それは1月9日に放送された『乃木坂工事中』の企画「B級ニュース 2021 前編」の中で、田村がB級ニュースとして発表した「髪の毛を13cm切る」が発端にある。実は松村以外にも過去に秋元真夏、白石麻衣が「新・設楽の女」として設楽にアプローチしていた経緯があり、そのきっかけの一言が「私も切ったんです」だった。メンバーが髪を切ったり、髪色を変えたりした際に、何気ない気遣いを発揮する設楽。田村が話すのは、同期の掛橋沙耶香が髪を切ったことには気づいていたのに、自分がバッサリ切ったことには気づいてもらえていないという、いわゆる設楽へのクレームだ。

 「私13cm切ったのに何も言われてなくて」と切り出す田村に、設楽はタジタジ。「収録中『いつ言われるかな〜?』ってドキドキしてたのに、1回も言われたことなくて」「一言も、目も合わせてくれませんでした」と田村はどんどん設楽を追い込んでいく。「もうちょい切ったら思う」「あと縛ってるイメージあんだよな」とウヤムヤにしようとする設楽に、田村は「縛ってないですぅ」と少し色気のある甘えた声で嫉妬心をのぞかせるのだ。堪えきれなくなり照れ笑いする設楽に、すかさず「愛人みたいな言い方なんだよね」とツッコミを入れる日村という構図も、かつてのくだりと全く同じ。おなじみのテロップにて、田村には「シン・設楽の女」の称号が与えられた。

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