乃木坂46、“設楽の女”が急増中？　現役メンバーから卒業生まで包み込む、バナナマン設楽統のグループ愛

　さらに日村勇紀も相次ぐ“設楽の女”の登場に「増えていってる」と言及する事態となったのが、7月に3回にわたって放送された企画「キメ顔グランプリ」だ。収録は5月に日産スタジアムで開催された『乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVE』（以下、バスラ）後に行われ、オンエアではバスラでのキメ顔も多数紹介された。設楽の推し曲でもある「I see...」ラストの笑顔をピックアップされた賀喜遥香。ライブ当日、現地で観覧していた設楽に「（「I see...」の賀喜を見て）可愛いと思ったよ」と褒められた賀喜は「よかった」と肩を上げて乙女スイッチをON。さらに「日常」のキメ顔が紹介された久保史緒里も、設楽の熱いキメ台詞に陥落していく。

　印象的だったのは、設楽が企画のVTRとは別枠で、林瑠奈のバスラでのパフォーマンスを賞賛していたことだ。「いい表情するよね。俺は見てたんだ」「アイドルがステージで輝いているのを絵に描いた、みたいな」とコメントを続ける設楽に、林は「嘘ついてません？」と確認しながらも嬉しさのあまりニヤニヤが止まらない。

　設楽がメンバーやファンから「かっこいい」と言われるポイントは、こうしたメンバーへのさりげない一言にあるように思う。選抜／アンダー分け隔てなく、公平な目で見守る優しさとグループへの愛。“設楽の女”が続出する要素はそこにあるのかもしれない。

　ただ、現役メンバーだけでなく、グループを卒業したOGメンバーもまだまだ設楽への愛を抑えきれずにいる。日産スタジアム公演にサプライズ登場した松村は、途中まで設楽（と高山一実）とライブを観ていたことをステージ上でアピール。『乃木坂工事中』で映し出された設楽とのやり取りでは、「もう5期生に推しいるんですか？」「えー！　もう（5期生と）2回も会ったんですか？」と、焼き餅を焼く様子は相変わらずだ。そして、白石麻衣もグループ時代、“設楽の女”として松村に続いていた一人。先日、設楽がMCを務める『ノンストップ！』（フジテレビ系）に出演した白石は、「変わらず美しくてね」と設楽に褒められすっかりメロメロに。自身のYouTubeチャンネルにアップしている密着動画でも、白石は「設楽さんはかっこよかった、今日も」とマネージャーと意気投合。設楽とご飯に行く約束を交わしたことを嬉しそうに明かしている。

　設楽を慕い敬う心を持つ、“設楽の女”たち。近い将来、5期生から新たな“設楽の女”が登場した時にもきっと、設楽は飾らない優しさでメンバーの心をそっと包みこんでくれるだろう。