乃木坂46 5期生は初の“対外イベント”に挑む 開催迫る『TOKYO IDOL FESTIVAL 2022』注目ポイントは?
坂道シリーズからは、すっかり『TIF』お馴染みとなった日向坂46、そして乃木坂46 5期生が初出演する。『TIF』と乃木坂46の歴史を振り返ると、始まりは2017年。当時、加入してまだ1年ほどの乃木坂46 3期生が初出演にしてHOT STAGE(しかもこの年は巨大な屋外ステージ)の大トリを務めた。ライブ途中には白石麻衣や西野七瀬といった当時の選抜メンバーもサプライズ合流する熱狂のステージとなった。2019年には4期生がSMILE GARDENに登場。これが先述した無料エリアのあった最後の年であり、彼女たちを一目観ようと多くのアイドルファンが詰めかけた。オンラインとなった2020年には4期生として、昨年は齋藤飛鳥をはじめとする選抜メンバーでHOT STAGEの大トリを飾っている。
そんな乃木坂46は今年5期生のみで『TIF』に出演する。はっきり言ってしまえば、これまでの3期生、4期生に比べて、5期生は圧倒的に場数を踏んでいない。そして、ファン以外が見つめる言わば“対外試合”に出るのはこれが初めてとなる。現在グループが開催中の『真夏の全国ツアー2022』の合間に出演となる今回の『TIF』は、5期生の成長を確認する重要なステージであり、井上和センターの5期生にとって初オリジナル曲「絶望の一秒前」はもちろんのこと、菅原咲月センターの新曲「バンドエイド剥がすような別れ方」の披露にも期待がかかる。
各ステージで入場規制が続出した、昨年の『TIF』。主催者側と参加者側がどのように折り合いをつけていくかは今後長いスパンでの課題になっていきそうだ。そして、冒頭で記しているように今年は3年ぶりの夏開催、つまりはあの熱気を帯びたSKY STAGE、SMILE GARDENが帰ってくる。夜の帳が下りたSMILE GARDENで、今年もまた伝説のステージが生まれるはずだ。