乃木坂46 “クレイジー”川﨑桜&“完璧”井上和が5期生を牽引? 表紙に続々起用される新世代メンバーの魅力
乃木坂46 5期生が6月に入ってからファッション誌や漫画雑誌、アイドル誌といった多くのメディア誌を席巻し始めている。これは5期生メンバーオーディションとメディアとのコラボレーション特別企画によるもので、昨年9月に行われた最終審査に各メディア担当者が参加し、そこで選ばれたメンバーが特別賞として各誌に登場する権利が与えられるというもの。参加メディアは26誌。現時点ではまだ全てが発表されているわけではないものの、多くの表紙や誌面を飾っているのが川﨑桜と井上和の2人である。
中でも早い段階で『週刊ヤングジャンプ』と『B.L.T.』の表紙を飾った川﨑のインパクトは凄まじい。学業の兼ね合いから遅れてグループに合流してきた川﨑。『乃木坂工事中』(テレビ東京系)での企画「5期生 PR大作戦」では、オーディションに応募するきっかけになった憧れの遠藤さくらとペアになるものの、お世辞にも満足のいくアピールができたとは言いづらく、後述する井上をはじめとしたほかメンバーと比べるとまだそこまでキャラクターが知られていないのが川﨑の現状だろう。
4月に公開されたドキュメンタリー映像では小学校2年生から習っていたフィギュアスケートを中心に、川﨑の経歴や人柄に迫っていた。そこで語られているのが人見知りだということ。5期生の冠バラエティ番組『新・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)では、池田瑛紗の激似モノマネやゲストで出演した高橋ジョージの「ロード」イントロのハーモニカを見て「手で吹いてるのかと」と発言するなど、テンション低めの不思議ちゃんであることが徐々に明らかになってきている。
そのクレイジーな言動は『お見立て会』でのグルグルバットの自己PRから垣間見えてはいた。しかし、6月26日放送の『乃木坂46の「の」』(文化放送)の中で川﨑は、まだ5期生にも見せていない、幼なじみの前だけのマシンガントークの自分がいると話し、MCの筒井あやめを驚かせていたのだ。まだまだ知られざる一面がある、まさに底の知れない未完の大器。『B.L.T.』では、最終オーディションでBUMP OF CHICKEN「車輪の唄」を両手マイクで歌う姿が表紙に起用する一つの理由になったと記されており、邦楽ロックが好きな川﨑に付けられたキャッチは「透明少女」(言わずもがな、元ネタはNUMBER GIRLから)。「乃木坂46の未来を変える少女たち──」という、思い切った表紙タイトルをも納得させる力が川﨑の笑顔にはある。