ジャニーズメンバーの“呼び名”から窺い知れる深い関係性 『ジャにのちゃんねる』でのユニークな動きも
ジャニーズにおいて、世代やグループの垣根を超えた関係性に魅力を感じている人も多いだろう。そうした関係性は、当人たちからのエピソードと併せて、メンバー間の“呼び名”からも窺い知ることができる。
“松兄”ことTOKIOの松岡昌宏は、様々な後輩から慕われていることはご存知の通り。後輩だけではなくファンの間でもすっかり浸透した呼び名だ。松兄伝説は数知れず、飲食店で偶然居合わせたKAT-TUNの亀梨和也に赤ワインをプレゼントしたり、また別の飲食店では違うテーブルにいた関ジャニ∞の丸山隆平の会計をさらっと済ませていたり。後輩には財布を出させないという“兄”らしい振る舞いが度々話題になってきた。松岡に対して“松兄”と言い始めたのは嵐の相葉雅紀。2017年放送『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に松岡が出演した際に明かし、相葉の懐への入り方を褒めたり、よく飲みに誘っていたりしたことなどが語られた。
そんな人懐っこい相葉は、2021年6月26日放送の『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)で「きみちゃん鍋」を紹介した。その鍋を作ったのは、関ジャニ∞の横山裕。スタッフから「なんで“きみちゃん鍋”って言うんですか?」と質問されると、相葉は「知らないんですか? あのきみちゃん鍋を知らない!?」と驚いた様子で返答。横山の本名(横山侯隆:よこやま“きみ”たか)から名づけたと話し、「勝手に言っちゃってる」と本名をするりと明かすと、横山もワイプ越しで笑っていた。その様子からは、ジャニーズJr.時代から長い時間を共に過ごし、切磋琢磨しあった間柄だからこそ呼べる、一歩踏み込んだ深い関係性が窺えた。
“まっすー”の愛称で親しまれているのがNEWSの増田貴久。ジャニーズメンバーはもちろんだが、『ネタパレ』(フジテレビ系)や『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)などバラエティ番組の共演者からも“まっすー”と呼ばれるほど浸透している。オリジナルのジョークを飛ばす愛らしいキャラクターで、お茶の間でもきっと“まっすー”という呼び名が定着していることだろう。