ENVii GABRIELLAが熱弁するタイBLの魅力 最新デジタルシングルにも反映された“胸キュンシチュエーション”の数々とは?
アーティスト活動だけでなくYouTubeでの活動にも注目が集まるENVii GABRIELLAが6月19日にリリースしたデジタルシングルのタイトルはズバリ『BL』。「推しが尊い」という気持ちをリアルに描き、BLファンのみならず多くの人が共感できる楽曲になっている。今回は中でもTakassyがどっぷりハマり、メンバー間に“布教”しているところだというタイBLの話を中心に、ENVii GABRIELLAだからこそ表現できる「尊い」の気持ちを聞いた。(編集部)
タイBLのキュンとくるシーンが反映された歌詞
――ENVii GABRIELLAのみなさんはYouTubeでタイBLへの愛を語っているコンテンツも多く配信していますよね。
Takassy:私がどっぶりハマっていて、ふたりに布教するので、“しょうがねぇなぁ”と言って2人が観てくれるんですよ。
――いい仲間ですね!
Takassy:感謝しています(笑)。でも、『2gether THE MOVIE』は一緒に観たよね。要所、要所は観てくれるんですよ。
――これだけ強力に布教する人が近くにいると、どうしても気になりますよね。
HIDEKiSM:あはは。そうですね。我々もこういったセクシャリティなので、リアリティが0なわけではないんです。なので、ドラマを見て共感するところや、ある意味実践したいなって思うところもあるんですよ。もちろん、教訓になるところもあるので、そこは楽しみながら拝見させていただいています。
――実践したいなと思ったのはどんなシーンですか?
HIDEKiSM:やっぱり“駆け引き”ですよね~! “こういうことをすると、相手をときめかせることができるんだ”って思うと、やってみたいって思います!
――実践はしましたか?
HIDEKiSM:実は今回リリースした「BL」の歌詞にもある、〈片方ずつのイヤフォン〉をやってみたんですよ! これにはときめきったらないですよね!
一同:(爆笑)
――いまはBluetoothが主流になっちゃいましたが、『2gether』でも使われた有線のコードって、ときめきアイテムとして大事ですよね。
HIDEKiSM:大事! 私が実践した人はね、まだ有線のイヤフォンだったの!
――KamusさんはタイBLを実際に観ていかがでしたか?
Kamus:これまで、あまり濃い顔が好みではないので、海外の方のビジュアルに興味がなかったんですけど、タイの俳優さんってこんなにカッコいいんだって驚いたんです。俳優さんを目当てに見ているうちに、シチュエーションやドラマの内容にハマり、どんどん、好みじゃなかった人もカッコよく見えてくるんですよ。それもおもしろくて!
――ちなみにどの俳優さんにハマりましたか?
Kamus:『Theory of Love』のGunくんがとにかくかわいいって思うようになったんです。
Takassy:かわいいよねぇ。
より丁寧に作られている作品を探すのが好き
――こうやって2人がハマってくれるのは嬉しいですね。
Takassy:でも、私が強火過ぎると、観てくれないんだなってことも学びました(笑)。やっぱり、さりげなく目の前に置いておくくらいがちょうどいいんですよ。
――あはは。たしかに、そうなのかもしれないですね。ちなみに、いまハマっているドラマはありますか?
Takassy:私は『A Tale of Thousand Stars』の“EarthMix”推しなんですよ。次に出る写真集も予約しているんです。このドラマが好きすぎて、何周もしています。あとは、『2gether』と『SOTUS』は殿堂入り作品として、最近は本当に多くのドラマが配信されているので、より丁寧に作られている作品を探すのが好きですね。
――ある意味、日本の新ドラマの見方と似てきたのかもしれないですね。
Takassy:たしかに、そうかも!
――ちなみに、タイBLドラマの中でキュンとするシーンはありましたか?
HIDEKiSM:それこそ、この「BL」の歌詞にもある、『SOTUS』であったネクタイを引っ張ってキスするところはキュンとしますね。私はされたい側なので、グッと引っ張られてチュッとしたいけど、実際にこの状況になってするのって難しいですよね。
Takassy:でも、それってBLの定番のキスじゃない?
HIDEKiSM:最高……! あとは、BL関係なく、身長差があるカップルっていいですよね。
Kamus:まさに『Theory of Love』の“Off Gun”カップルね。
Takassy:このふたりはプライベートでもいつもそういう姿を見せてくれるから、キュンキュンしちゃうのよね。
Kamus:私は、もう叶うことはないシーンがグッと来ていて。大学で別の部活に入っていて、同じコートで目配せをするところがたまらなかった~!!
Takassy:『2gether』であったわね。
Kamus:そうなの。サッカー部とチア部が隣で練習をしながら、カップルのふたりが目配せをするところはたまらないわ……!
Takassy:もう一回大学に行けば?
Kamus:でもそしたらエンガブの活動が“おごそか”になっちゃうから……。
Takassy:“おろそか”でしょ(笑)!
Kamus:厳かにしてたら静かになっちゃう(笑)。
――でも、同じイベントに出ている対バン形式も、同じようなことが起きるシチュエーションになりませんか?
Kamus:それが、同業だと何も思わないんですよ。それどころじゃないってところもありますけどね(笑)。それよりも爽やかな青春時代に、そのシチュエーションがあるということにキュンとするんですよね。来世はぜひやりたい!
――Takassyさんは憧れのシチュエーションはありますか?
Takassy:私はどちらかというと、お互いの立場に萌えるんですよね。それこそ、タイドラマではないけど、『チェリまほ』(『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』)のような同じ職場でのオフィスラブはたまらないです。社会人設定が好きなんですよ。
――となると『Lovely Writer』もいいですよね。
Takassy:あれは最高すぎますよね。何十周も見ている気がします(笑)。
――かわいくてたまらないふたりですよね。
Takassy:そうなの! 効果音も適切! さらにメッセージもちゃんと描かれているから深みもあるんですよね。