Girls²、9人の個性とハーモニーで届けたファンへの感謝 デビュー3周年アニバーサリーライブをレポート

Girls²、3周年ライブをレポート

 本編最後の楽曲となったのは「チュワパネ!」。MCでの感謝の言葉や「ありがとう」のあとの披露だからか、これまでの楽曲に感じられた応援や励ましといったメッセージ、キラキラとした恋心の描写とは異なり、本人たちが自身の足跡を振り返るような歌詞として、メモリアルな響きを持って届けられた。

 アンコールを求める手拍子が止まない中、映像にて、恋愛バラエティ『この恋イタすぎました』(日本テレビ系)へのレギュラー放送と7枚目のEP『Shangri-la』の発売、さらに9都市10公演のツアー『Girls² Live Tour 2022 “Shangri-la”』の開催を発表。オーディエンスの興奮が止まないなかステージに現れた彼女たちは、Lucky²とともに「Girls Revolution」「人人人生紹介ソング」とアップテンポな2曲を披露した。そして新曲「Shangri-la」へ。ダンサブルな楽曲でありながらキャッチーなサビが耳に残るナンバーで、初披露であるにもかかわらずオーディエンスもスティックバルーンを振って盛り上がった。

 「ダンスを始めた当初はこうなると思っていなかった。応援してくれるみんなと支え合ってここまで来れたので、離れていっちゃうとか思わないでほしいです」と話した山口をはじめ、改めて感謝を伝えるメンバーたち。石井は「みなさんから貰ったパワーを何倍にもして返したい」と感極まって涙ぐみ、鶴屋は「この9人でステージに立てていることを誇りに思う」と話した。小川が「一人ひとりが頑張ったからここまで来れた。みんな頑張って良かったね。一緒に頑張ってくれてありがとう」とメンバーに涙ながらに伝えると、菱田ももらい泣き。3周年、そして初のアリーナという節目に辿り着いた素直な思いを語った。

 最後は晴れやかな表情で「80’s Lover」「C’mon Neo Zipang!!!」を披露。これからも成長を続けていくであろう彼女たちの未来を思わせるクールで力強い楽曲で、全30曲のステージを締めくくった。

 なお本公演は、Huluストアにて7月2日23時59分まで独占見逃し配信中となっている。

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