BTS、それぞれが成熟するために歩み出したソロ活動への道のり J-HOPEやJUNG KOOKには早くも動きが

 J-HOPEは、トップバッターとしてソロアルバム『Jack In The Box』を7月15日にリリース。さらに、アメリカ三大野外ロックフェスと言われる『ロラパルーザ』の最終日公演に、韓国人アーティストとして初の大トリを飾ることが発表されている。改めて、6月16日にオンエアされた『M COUNTDOWN』(Mnet)のComeback Stage「For Youth」でのソロパートの様子を見れば、実力と自信を備えた余裕のある表情と「ダンス隊長」の異名を持つフィジカルの強さを窺わせる柔らかな身のこなしに、ソロステージが楽しみで仕方なくなる。“BTSの一員“とは異なる形で新たな魅力が多くの人に見つかることだろう。

[BTS - For Youth] Comeback Stage | #엠카운트다운 EP.757 | Mnet 220616 방송

 そしてJUNG KOOKは、チャーリー・プースとのコラボ曲「Left and Right (Feat. Jung Kook of BTS)」をリリースしたことでも注目を集めている。6月17日にチャーリー・プースがSNSに投稿したムービーでは、2人で「歌ってみて」「もちろん!」とフレーズを歌い合う微笑ましいやりとりが話題に。持ち前の透明感ある歌声がフィーチャーされるのはもちろんのこと、マイクの反対側に移動する際にピョンと跳んで見せる可愛らしさも映し出されており、JUNG KOOKの良さがより広く知れ渡ったはずだ。

Charlie Puth - Left And Right (feat. Jung Kook of BTS) [Official Video]

 また、JIN、JIMIN、Vもソロアルバムの制作準備を進めているという言及もあった。もちろんRM、SUGAも、十分にインプットと思考する時間を得て、新たな楽曲作りに取り掛かることだろう。彼らが納得のいく形で発表される作品たちが今から楽しみでならない。まさにBTSの最新曲「Yet To Come」で謳われている通り、彼らの最高の瞬間は“これから”なのだ。

 それぞれが成熟するために歩み出す、ソロ活動の道のり。だが、心はいつだって7人と共に。そんな決意を感じさせる“7”の友情タトゥーにも胸を熱くさせられた。よく見ると、様々な形の“7”が刻まれているのがわかる。まるでアルバム『MAP OF THE SOUL : 7』のデザインで、それぞれのイメージが異なるフォントの“7”で表現されたときのように。いつかまた個性豊かな“7”が重なり、新たな物語へと繋がる時期を待ち望みながら。そして、末永く活躍するBTSの将来を願いながら。7人の「新しいことを楽しんで体験してあなたの前に戻ってきます」の言葉を信じて、その歩みを見守っていきたい。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる