『iCON Z』密着第33話、ガールズグループ部門が週末合宿に突入 ボーカル&ダンスレッスンで直面した最初の試練

『iCON Z』ガールズグループ部門が週末合宿へ

 LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』に独占密着する、『~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z』(テレビ東京系)第33話が6月19日に放送された。

 今週は、ガールズグループ部門の週末合宿の模様に密着。合宿場所である都内スタジオに現れた候補者たちの表情は明るく、「頑張ります!」と元気よくカメラにアピールするメンバーもいた。しかし、ここから彼女たちが想像もしていなかった熾烈な戦いが始まることになる。

 候補者たちの前に、ØMI(登坂広臣/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)をはじめとするプロデューサー陣が登場。「色々なミッションを用意しているのでみんなでコミュニケーションを取りながら頑張ってもらえたら」とØMIが話し始めると、朗らかだった候補者たちの顔に緊張が走る。彼女たちが取り組むのは、グループパフォーマンス。候補者29名が6チームに分かれてミッションに取り組み、そこで発表された個人ランキングの上位通過者が次のミッションに進める。複数のミッションを通過し、最後まで勝ち残った5人がデビューとなる。

ØMI(登坂広臣/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)

 1stミッションは、HYBE LABELS JAPAN音楽プロデューサー・ALYSAが書き下ろしたオリジナル課題曲「CHILI CHOCOLATE」のグループパフォーマンス。この審査では、29人中9名が落選となる。まずはプロのダンサーたちが候補者たちにお手本を踊って見せるが、その難易度の高さにスタジオもざわつき始める。果たして1カ月後の審査までに仕上げられるのか。

 いよいよレッスンがスタート。まずは個人のボーカルスキルチェックが行われる。これまで多くのトップアーティストを手掛けてきたボーカルトレーナー・Emyliの目の前で、一人ずつフルコーラスで課題曲を歌うことに。スタジオにはピリッとした空気が漂う。

 最初にチャレンジするのは、多彩な才能を持つ大山琉杏。緊張した表情を浮かべながらもリズムや音程をしっかり取りながら歌いこなす。ØMIも「(曲が)体に入っていて、すごい聴いてるんだなって感じ」と高く評価。その後も、角田空徠、坂口梨乃とボーカルスキルの高いメンバーが続き、スキルチェックは進んでいく。

 しかし、東比嘉葵とケーベリー花は完全に歌詞を覚えていないようで、歌詞を書いた紙を見ながらスキルチェックに挑戦。そんな彼女たちにEmyliは、「歌詞はいつもらったんですか。2~3週間経ってるんだったら歌詞を覚えておかないと」と厳しい言葉をかける。さらに「甘いと思う。プロデューサーが目の前にいるのに(紙を見ていたら)顔が見えないじゃないですか。失礼ですよ」と指摘。

 また、山﨑莉愛は歌詞を見ながら歌っていたが、途中で間違えて止まってしまう。Emyliは苦い表情を浮かべながら「今、間違えたよね? どうして? (歌詞を)見ながらやってるのに間違えるっておかしいよね?」と問い詰め、山﨑の答えを待つこともなく「はい、次」と淡々と次の候補者へ順番を回してしまう。山﨑は唇をきゅっと結び、悔しさを露わにした。また、西田琉生も途中で歌えなくなってしまい、Emyliに曲を止められてしまう。そんな彼女たちの様子にEmyliは半ば呆れた表情を見せながら、「来週までに歌詞とメロディを暗記しておいてくださいね。暗記できないのであればチームから外します。補欠の子もいっぱいいるので困らないから」と言い放つ。プロの厳しさに直面した彼女たちの表情からは、合宿スタート時の明るい笑顔は消えていた。

 続いて行われたのはダンスレッスン。まずは課題曲の振り付けを覚えることに。IZ*ONEなどを担当する世界的ダンストレーナー Ruuの指導のもと、各グループの同じパートを担当するメンバー同士が集まり、それぞれ振り付けを覚えていく。課題曲のダンスのテーマは“甘い恋の中にある大人の色気“。キュートさとクールさの両方を見せなくてはならないため、高い表現力が求められる。担当パートの振り付けを覚えたら、チームごとに集まり5人で合わせる。しかし、中にはこれまでダンスをほとんど経験してこなかったため、周りについていけない候補者も。ケーベリー花や安藤ゆうなはダンス歴1年の初心者で、周りの動きを見ながら必死に合わせるが、短時間で覚えることは難しく、その表情には焦りが滲み出ていた。

 スタジオゲストとして登場したØMIは、課題曲「CHILI CHOCOLATE」について「ご覧いただいた通り本当に難易度が高い。オーディションでやるようなレベルの曲じゃない。でもそれをやることによって、新たな表情も見られるし、彼女たちの殻を破るきっかけにもなるなと思ったので」と、候補者たちにあえて高い壁を作ったことを明かす。

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