北米在住アニメファン『Anime Roomy』YuzuとSakuraに聞く、海外での日本の音楽&声優人気の実態
『Anime Roomy』担当者インタビュー:どこにいても“オタク仲間”の存在を感じてほしい
ーー『Anime Roomy』について、“アメリカ在住のカワイイオタク女子たち=Roomiesが、アニメや日本文化について熱く語る”という番組コンセプトは、ポッドキャストを始めるどの段階で決められたのですか?
ポニーキャニオン 大貫愛美(以下、大貫):世界中のアニメファンに向けたコンテンツを考案していたところ、北米を中心に音声コンテンツ市場が急成長中という状況を受け、ポッドキャストにしてみようという話になりました。そして、アニメファンがリアルに楽しんで語っている姿をお届けするのが、一番ポッドキャストというメディアにも適しているだろうということで、コンセプトが決定しました。また、アニメをテーマにした全編英語でのポッドキャストはおそらく日本初だろう! という目論見も少しありましたね(笑)。
ーー番組では4人が推し会のようなムードで、アニメやそのキャラクター、また“メガネ男子”のような言葉について賑やかに話しています。収録時の様子を教えていただけますか? また、取り上げるテーマやゲストをどのように決めているのでしょうか?
大貫:メンバーが話したいことと、リスナーの方の興味を惹きそうなことのバランスを取ってテーマ設定をしています。とはいえ「メンバーが好きなことを話せるか」に重きを置き、大まかな枠を設けているだけという感覚です。台本もディレクションも本当に最低限で、熱が入りすぎて語りが止まらなくなったメンバーがいたらストップをかけるくらいで、自由に話してもらっています。ゲストブッキングに関しても、メンバーが質問したい人、質問したい内容をヒアリングしてオファーしています。
ーー『World Otafy Project』は、日本のアニメ関連コンテンツを翻訳する作業も請け負っています。HP(※2)を見ると声優アーティストのMVなどの英字幕、アニメ作品の英語タイトルなど手がけていますが、実際の活動の様子は?
大貫:メンバー募集において、語学力だけではなく「アニメが好きか」を重視し、「オタクによるオタクのための翻訳」を徹底しています。メンバーは皆アニメが好きなので、『Anime Roomy』同様、和気藹々とした雰囲気で楽しく翻訳などにあたってもらっています。
ーー『Anime Roomy』は今後どのような展望を抱いていますか? 何か目標などあれば教えてください。
大貫:現在すでに20カ国以上から聴いていただいてとても嬉しいのですが、さらにリスナーを増やし、世界中のどこにいても“オタク仲間”の存在を感じられるような、日本アニメの“オタ活”を楽しむ一助になれたらと思っています。
※1:https://www.animenewsnetwork.com/
※2:https://worldotafy.com/
■番組情報
『Anime Roomy』
各種プラットフォーム:https://lnk.to/Anime_Roomy
Anime Roomy Official Twitter:https://twitter.com/AnimeRoomy
World Otafy Project HP:https://worldotafy.com/
<『Anime Roomy』メンバー>
Mikan(オレンジ):キュートな笑顔がトレードマーク。ファンアートを描いてオタク仲間との交流を楽しむ。将来の夢はデザイナー。好きなアニメは少年漫画系。
Yuzu(イエロー):メンバー最年少のクールビューティー担当。頭の回転が速く、番組のMCを務める。猫とアニメが大好きで自他ともに認める腐女子。
Yuri(ブルー):心優しいお姉さん担当。好きなアニメはSF・バトル系。普段は穏やかだが喋り出すと止まらない。
Sakura(ピンク):セクシー&お茶目担当。好きなアニメは魔法少女系。突然の面白発言も多いムードメーカー。
キャラクターボイス:https://worldotafy.com