渡邉理佐がいなければ今の櫻坂46はなかったーーグループやメンバーを支えた3つの力
心を動かす力
また菅井は、渡邉の持つある力について以下のような表現をしている。
「『理佐が言うならしょうがない』と思わせてしまう、心を動かす力」(※2)
2020年に欅坂46が改名を発表し、ファンの間に不安が漂っていた時期に、先陣を切ってポジティブな言葉を発信していたのが渡邉だった。
「新しいグループ名になり、生まれ変わりますが
後ろ向きな気持ちはこれっぽっちもなくて
未来がきらきらして見えています
もしかしたら苦しくなることもあるかもしれないですが
そんなときに力になるのは皆さんの存在なのです」(※3)
改名というグループの一大事に、珍しくファンに対する力強いメッセージのような文章を投稿し、周りを勇気付けていた渡邉。この言葉には心を動かされたファンも多いはず。周りから好かれている彼女だからこそ、その言葉も力を持つのだろう。そういう意味では、彼女がいなければ今の櫻坂46はなかったと思える。
渡邉は各所で卒業に際して「(グループを)安心して任せられる」とコメントしている。櫻坂46にとって彼女は大きな存在だったが、そんな彼女が任せられると言うほど、後輩たちが大きな成長を遂げている。渡邉が託したグループの今後も見逃せない。
※1、2:『櫻坂46渡邉理佐卒業メモリアルブック抱きしめたくなる瞬間』より
※3:https://www.keyakizaka46.com/s/k46o/diary/detail/34871