つばきファクトリー、ファンの心に刻んだ“一生忘れられないパレード” 12人でにぎやかに飾った2度目の武道館公演
続くMCでは、メンバー一人ひとりからこの日の感慨が述べられていく。豫風は「私にこの景色を見せてくださり、ありがとうございました!」と深く頭を下げ、福田は「去年の今ごろはオーディションを受けている最中だったので、(そのわずか1年後に)この景色を見られていることは大きな奇跡だと思います。これからは、この奇跡を感動に変えられる人になりたいです」と決意表明。八木は「皆さんに私の新しい一面を見せることができたんじゃないかと思います」と満足げな表情を浮かべ、河西は自らに課していた目標はおおむね達成できたと語りつつも「今日の点数は100点満点中70点くらいかな」と控えめに自己採点した。
秋山は「今日このステージを作るためにスタッフさんとメンバーとでいろいろ考えてがんばってきた時間が、自分の青春だなと、宝物だなと感じております」と振り返り、小野田は「私にとっての自分らしさは、大好きなみんなと大好きなライブをしてたくさんの方にハッピースマイルを届けられること。自分らしくいられる空間を作ってくださって本当にありがとうございます」とファンに感謝する。小野は「2回目の武道館公演がこんなにあっという間に終わってしまうなんて寂しい。またすぐこの場所に戻って来られるようにがんばりたい」と笑顔で宣言し、浅倉は「この公演は12人だけでは作り上げることはできなかった。支えてくださるチームの皆さんや、何より応援してくださる皆さんがいつもそばで温かく見守ってくださるからこそだと思います」としみじみ語った。
さらに岸本が幼少期にテーマパークで見た思い出のパレードを引き合いに出しつつ「今日ここにいるあなたにとって、(今日の公演が)一生忘れられないパレードになっていたらなと願っています」と公演名を引用したコメントをすれば、谷本安美は「拍手にて感想を聞かせてください!」と呼びかけて万雷の拍手を促す。そして新沼は「これからも皆さんにとって、つばきファクトリーが最高のアイドルグループであり続けますように」と祈りのような言葉を発し、最後に山岸が「今日は12人で成長した姿をお見せできたのではないかなと思います」と総括。さらに、8月25日に山梨・河口湖ステラシアターにてメジャーデビュー5周年記念ライブを開催することも発表し、会場は大きな拍手に包まれた。
そして12人は最後に「ハッピークラッカー」「帰ろう レッツゴー!」を晴れやかな表情で歌い踊り、約2時間のステージをにぎやかに、爽やかにフィニッシュ。歌い終えたあとはめいめいサブステージや左右の花道を隅々まで走り回って会場中のファンに感謝の気持ちと笑顔を届け続け、名残惜しそうに「気をつけてお帰りください!」と手を振りながら充実の公演に幕を下ろした。