新連載「lit!」第2回:(G)I-DLE、IVE、BIGBANG……春のK-POPチャート賑わせるヒット曲 BTSら、定番春ソングも
【韓国の定番春ソング】
10cm「What The Spring??」
韓国の人気男性ソロシンガー・10cmが2016年にリリースした春ソング。“春ソング”にありがちな恋に浮かれたような世の中を、「春がそんなに好きか? 間抜けども」「結局花びらなんて散っていくだろ/お前らも散ってしまえ/何もかも滅びろ」と思いきりディスる歌詞が印象的。美しいギターの旋律と美声で春への恨み節を率直に歌うギャップは、リリース当時から人気であった。
BTS「Spring Day」
2017年にリリースされた、春の日の訪れと冬への別れを切なくも暖かく歌うナンバー。BTSの楽曲の中で最も長い期間チャートインしている曲であり、韓国でも最も知られているBTSの楽曲のひとつで、春になるたびにチャート順位も上昇。リリース当時、様々な憶測を読んだモチーフが散りばめられたMVも併せてチェックするのが良いかもしれない。
Busker Busker「Cherry Blossom Ending」
韓国で絶大な人気を誇ったオーディションサバイバル番組『スーパースターK3』で準優勝したBusker Buskerが2012年にリリースし、大ヒットした曲。春の訪れが近づくと毎年チャートインしてくる定番ソングになっている。アップテンポで明るいメロディに、「春風が吹く中を/舞い散る桜の花びらが響きわたるこの通りを/一緒に歩こう」と、のどかな雰囲気のボーカルが春らしさを盛り上げる王道ポップス。バンドは活動休止しているが、ボーカルのチャン・ボムジュンは今でも新曲がリリースされるたびにチャート上位に入る人気アーティストとして活躍中だ。