日向坂46、念願の東京ドーム公演もいよいよフィナーレへ 『3回目のひな誕祭』2日目の注目ポイントは?

 日向坂46が3月30日と31日に開催中のワンマンライブ『3周年記念MEMORIAL LIVE ~3回目のひな誕祭~』にて、約束の地である東京ドーム公演を遂に実現。その2日目を前に、本公演の注目ポイントを改めて解説する。

 日向坂46は、2015年11月30日に前身グループである「けやき坂46」として誕生し、2016年5月8日から活動をスタート。そして2019年2月11日に「日向坂46」に改名、2019年3月27日に1stシングル『キュン』でデビューした。本来なら2020年の『ひなくり』で東京ドーム公演が決まっていたが、新型コロナウイルスの影響で2度の延期を経験。結成から約6年、けやき坂46時代から目標にしていた東京ドーム公演にようやく辿り着くことができた。

 ドーム公演を目前に訪れた吉報として、昨年6月から休養をしていた小坂菜緒が今年3月4日に活動再開を宣言。22人全員でライブに挑む予定だったが、直前に濱岸ひよりが新型コロナウイルスに感染し、東京ドーム公演を欠席することが発表された。その後メンバーがアップしたブログからは、彼女のためにも全力でライブを成功させるという決意が感じられ、改めてグループの結束が強まったような印象を受ける。もちろん、濱岸の欠席は大きなダメージではあるが、常に逆境を乗り越えてきた日向坂46なだけに、最後の最後まで彼女の思いを乗せたステージを見せてくれるだろう。

 佐々木久美や佐々木美玲などは、東京ドームはゴールではなく通過点と語っているが、現時点での集大成を見せる場なのは間違いない。美玲はけやき坂46と日向坂46のどちらの楽曲も披露すると公言しており、『ひな誕祭』と銘打たれた昨年のライブでも、約半分がけやき坂46の楽曲だった。集大成という意味では、けやき坂46時代、日向坂46においては小坂の休業以前と以降、この3つのポイントを網羅したライブとなる。また、けやき坂46楽曲で長濱ねるや柿崎芽実といった卒業生がセンターを務めていた曲のポジションを誰が担うのか、濱岸ひよりの不在をどのようにカバーしていくのかも見どころだ。

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