DEPAPEPE、2年越しに開催叶った15周年ライブ インディーズ時代の楽曲から最新曲まで披露

DEPAPEPE、15周年ライブレポ

 終盤は、最新アルバム『Seek』収録曲を中心にクライマックスへと畳みかけた。バンドメンバーが全員パーカッションを鳴らした、格好良さと楽しさが詰まったラテン調のナンバー「War Cry」。明日への希望と元気をくれるような、明るいメロディが印象的な「琥珀星」。そしてライブ初披露となった「in your eyes」は、80年代のAOR、フュージョンのような爽快感溢れるサウンドが実に心地良い。

 「Reflection」は三浦が演奏しながらステージを動き回り、超絶プレイを聴かせると、会場は大きな拍手で沸く。「さぁ、どんどん行くよ〜!」と、ノンストップで「ラハイナ」を繰り出し、会場は一気に南国ムードに。曲に合わせて、パンパンパンと鳴らすクラップが会場に響いた。

 「15周年ライブで何より嬉しいのは、2年もチケットをずっと持っててくれて、たくさん集まってくれたこと。本当にありがとうございます」と三浦。「本当にやれて良かった。だって2年って、長かったやん!」と最後に本音がポロリ。徳岡も「来年はいっぱいライブしたいね」と、少ない言葉からもこの日のライブを心待ちにしていたことが伝わった。

 そして本編最後には、アルバム『Seek』からリード曲「GUILTY」を披露。「この曲ができなかったらアルバムもできなかった。等身大の自分たちが詰まっています」。スクリーンには、2人の苦悩と葛藤が小説のように綴られ、楽曲を聴きながらそれらを目で追う。胸を締め付けるような切なさと、それでも前を向いて、向かい風を受けながらも歩いて行く姿が想像される。彼らのたくましさに魂が突き動かされ、体の奥から力が湧いたような気がした。

 アンコールではインディーズ時代の「さざなみ」「Sky!Sky!Sky!」メドレーや、彼らの始まりの楽曲でもある「START」が披露され、バックには懐かしいMVが流れた。デビュー当時は20代の青年だった彼らだが、今では立派な大人に。しかし彼らの音楽が与えてくれる、新鮮な驚きや音楽の持つ力は今も何も変わっていない。より輝きを増しながら、新たなインスピレーションを引き連れて、20周年という新たな目標を与えてくれた。

■リリース情報
DEPAPEPE 
Digital Single「琥珀星」
https://smer.lnk.to/kohakuboshi
「琥珀星」 YouTube
https://youtu.be/LejeQR6-M1E

福井観光連盟「Discovery in Fukui〜Fukui Prefectural Dinosaur Museum〜」テーマソング
福井県観光連盟のHP「ふくいドットコム」内「海外向け」カテゴリーにて恐竜博物館編にDEPAPEPEも出演中
http://fuku-e.com/video_archive/

オリジナルフルアルバム
DEPAPEPE『Seek』
Now on sale!
初回生産限定盤(CD+Blu-ray) SECL-2563〜2564 ¥4,000(tax in)
通常盤(CDのみ) SECL-2565 ¥3,100(tax in)
https://smer.lnk.to/DEPAPEPE_Seek
【「GUILTY」Music Video】公開中
https://youtu.be/uKuaSkImD-0

■関連リンク
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http://rainbow-e.co.jp/depapepe/
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