SixTONES 京本大我、固い絆と友情で結ばれるTravis Japanとの関係性 「京本会」をはじめエピソードを振り返る

 前述の番組内で、川島がTravis Japanメンバーから京本にクレームがあると切り出すと、京本は「だいぶ奢ってきてるけどね、クレーム言われる筋合いないけど……」と少々不満げな様子。川島によればグループの主演舞台『虎者 NINJAPAN 2021』の東京千穐楽に、京本が大きな白いトラのぬいぐるみを差し入れたのだが、そのサイズが少々問題だという。

 京本は「喜んでくれて嬉しかった」と回顧したが、あまりにも大きすぎるという理由で返品したいとの声が上がっているとのこと。宮近によればタイトな楽屋だとより存在感を発揮してしまうそうで、「若干、部屋の面積は狭くなりますね(笑)」と松倉。

 クレームを聞いた京本は「Travis Japanはやっぱ『トラ』を大事にしてるし、今年2022年は寅年っていうのもあるし、なんか縁起いいかなって。こんなにでっかいトラをあげたらいいこといっぱい起きるんじゃないかって思いを込めてあげているものを、こう……返品って言われちゃうともう応援できない……」とコメント。

 少々穏やかではない流れになったものの、ここで「いや、でも俺らも助かってる部分はある」と優しい言葉をかけたのが七五三掛。さすが京本会のメンバーである。七五三掛はトラが癒しになっていること、現場で京本の父・京本政樹に会った際に、「あのトラ元気か?」と声を掛けられたという逸話も明かしていた。

 京本は「Travisがもうご利益、めちゃくちゃいただいたと思ったら、次、トラに関連する“タイガ”みたいな名前の子とかにどんどん譲って欲しい」と提案。「どんどん受け継いで、将来真っ黒になったトラを見たい!」と続け、最後の最後に「京本会でオリンピックの開会式に出たい」と大きな野望を放って「少クラ探検隊」を終えた。

 京本会メンバーをはじめ、SixTONESとTravis Japanといえば、前述の『ザ少年倶楽部』や様々な舞台での共演のほか、2014年から約2年間放送された『ガムシャラ!』(テレビ朝日系)でも活躍してきた。現在のKing & Prince、SixTONES、Snow Man、ジャニーズJr.のユニット・HiHi Jetsのメンバーの一部が出演し、番組人気を牽引。この番組をひっくるめた盛り上がりは“ジャニーズJr.黄金期の再来”と呼ばれたほどだ。呼び名はともかく、この世代に共通して言えることは、仲の良さも一つではないだろうか。前述のダイジェスト映像でも、会場の移動のシーンでも、京本と一緒に歩く宮近、中村、その後にはSixTONESメンバーの姿が見られた。

 ブログ開設やYouTubeへの進出などで横の繋がりが可視化されたのも大きいかもしれないが、グループメンバーと過ごすときとはまた異なる表情を見せるのが、こうした垣根を越えた繋がりを知る醍醐味だ。

 10代の頃から苦楽を共にし切磋琢磨、仕事ではライバルでありプライベートでは大切な仲間。それぞれの活躍の背景には、こうした仲間との繋がりもかけがえのない支えとなっているのだろうと思う。

 さて、七五三掛もブログで京本と連絡を取ったことを明かしていたが、渡米前に京本会が開催されることを願ってやまない。今後のトラの行方も気になるところだが、彼らに十分なご利益がもたらされ、今回番組で名前が挙がったIMPACTorsの椿泰我や鈴木大河などに渡る日が来ることを期待したい。寂しさを乗り越えてトラが真っ黒になった頃に、再び京本から「おっきくなってきたね~」の言葉が聞ける日が来たらと思う。

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