Sexy Zone 佐藤勝利が明かした、“憧れの舞台”=『Endless SHOCK』への想い 堂本光一と共に挑む胸中も

灯され続ける“Show must go on”

 ちなみに今回、佐藤が出演するのは『Endless SHOCK』(本編)から3年後を舞台にしたスピンオフ作品『Endless SHOCK -Eternal-』だという。2020年以降のコロナ禍を受けて、観客の上部をフライングするなど感染拡大防止の観点から本編上演は難しいと判断されるなか、試行錯誤を経て生まれた作品だ。

2021年2・3月『Endless SHOCK -Eternal-』at IMPERIAL THEATRE digest movie

 だが、スピンオフとは本編があってこそ楽しめるもの。そこで2021年、堂本光一は無観客で上演した本編映像を映画館で公開し、スピンオフ作品を劇場にて上演することに決めた。その柔軟な発想と決断力にジャニー喜多川氏を思い起こしたという人も少なくなかったはず。

 2022年になっても未だ落ち着かない社会を前に「(制作発表の)2日前まで悩んだ」と吐露していた堂本光一(※1)。そして「やはり本編の気持ちを知った上で『Eternal』を御覧いただきたいなと思っています。なので本編を配信でお届けすることにしました」と、佐藤を含めた新キャストで本編も上演することを明言。

 限られたスケジュールの中で、本編とスピンオフ作品両方に出演することとなった佐藤に対して、「勝利からしたら“え、嘘だろ?”と絶対に思ったはず」と話していた堂本光一。だが、やると決めたからには、佐藤には食いついてもらうしかないと進めていく姿勢に、ジャニー喜多川氏の名言のひとつである「YOUやっちゃいなよ」が聞こえてくるようだ。

 
 
 
 
 
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 ちなみに、9月からの博多座公演からは佐藤に代わりKis-My-Ft2の北山宏光がライバル役に決定しているが、「本編と『Eternal』のどちらをやるかはまだ決まっていない」という無茶振り具合だ。佐藤もそんな堂本光一の様子を「電話をしていて、ちょこちょこジャニーさんと電話しているんじゃないかなと思ったぐらい。最近近づいてきていますね(笑)」と語ったほど。

 ラジオではチケット情報をアナウンスしながらも「チケットは……なかなか取れないと思います(笑)。帝劇はなかなか取れないんだよね。特に『SHOCK』だしね」と、さすが毎回観劇している佐藤ならではの視点でコメントをする場面も。

 入手困難となること間違いなし。それでも念願の舞台を全力で演じる佐藤の姿が、そして『SHOCK』カンパニーが灯し続ける“Show must go on”の情熱が、多くの人に届くことを願ってやまない。

※1:https://spice.eplus.jp/articles/299126

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