BE:FIRSTだからこそ発信できる、楽曲を通じたメッセージ 歌詞に込められた決意を体現する存在に
本日3月1日から『ZIP!』(日本テレビ系)内の朝ドラマ「サヨウナラのその前に」がスタートする。その主題歌となっているのは、BE:FIRSTの「Bye-Good-Bye」だ。全貌はまだ明かされていないが、楽曲が使用されているドラマのPR動画を見てみると、これまでの楽曲とはひと味違ったサウンドのよう。BE:FIRSTのまた新しい一面が見えそうだ。
彼らのこれまでの楽曲を振り返ると多種多様であり、“BE:FIRSTっぽさ”が凝り固まっていない。サウンドだけ取ってみてもプレデビュー曲「Shining One」はどことなくSKY-HIイズムが感じられるダンスサウンド、デビューシングル表題曲「Gifted.」は冷静さと情熱が共存しているエモーショナルなメロディ、2ndシングル先行配信曲「Brave Generation」はギターリフとシンセ音が印象的なロックサウンドと、全く違う。もちろんパフォーマンスやステージ上で見える7人の表情も楽曲によって異なっており、彼らの表現力の幅を実感する。だが、楽曲に込められているメッセージには共通点がありそうだ。
「未来に向かって走り出すボーイズたちの輝きが詰まった珠玉のダンストラック」とされている「Shining One」の歌詞に注目してみると、味気ない毎日を送ってきたボーイズたちが夢を掴んだことで輝き始めた様子が描かれているように見える。また、新しいスタートを切ったことで溢れ出る喜びも表現されているのではないだろうか。
そして「原石を磨きあげたことで『ギフテッド』と世の中から言われるようになった彼らが歌うからこそ説得力が増す楽曲」という「Gifted.」。“天賦の才”という意味のタイトルだが、歌詞を見ると単に生まれ持った才能を指すのではなく、持っている武器を徹底的に磨いたことで天賦の才と遜色ないくらいになったという意味が伝わってくる。そして、自分たちの努力で生み出した“Gifted”を持ってアーティストとしての土俵に上がったことへの決意も込められているのではないだろうか。